命のリングを見つけた。
命のリングには、かすかに母のぬくもりがあった!
・・・母のぬくもりなんか覚えてないから、あれだけど(´-ω-`)
(台無し。)
好きにするがいいと言われたが・・・。
好きにするって、何を好きにすればいいんだか・・・。
サンチョ「マーサ様は魔界に・・・。」
いいじゃん。
サンチョ「我々の旅は、いつまで続くのでしょうか・・・。」
もうこれで、めでたしめでたしってことでいいじゃん( ´д` )
大体ね、前にも言ったけど、
こころ、ママ対する思い入れって、特に無いっちゅうか・・・なんちゅうか・・・。
(ファザコンだから。)
すると、ものすごいタイミングで命の指輪から声が聞こえる。
「わたしの名はマーサ。」
・・・っ(驚)!!!Σ(`ε´ノ)ノ
「わたしの声が聞こえますか?」
・・・聞こえません。
「ああ!私の・・・この母の声が、聞こえるのですねっ!!」
やだ・・・。
この人・・・本物だわ・・・なんとなく( ゚д゚ ;)
(親子の勘。)
マーサ「大きくなったお前の姿を、この母はどんなに見たいこどでしょう!」
この母この母って・・・どいつもこいつも・・・。
自己主張激しいんだから・・・。
この母も、その母も、どの母も無ぇよ。
マーサ「しかし、それは願ってはいけないこと。」
・・・・・・あのね、ママ(´-ω-`)
マーサ「魔界に来てはなりません。」
・・・だったら声をかけるなという話でね。
ちょっとそこ座りなさい。(お説教モード)
マーサ「お前には、すでに可愛い奥さんと子供達がいると聞きました。」
・・・ママ・・・。
マーサ「この母など忘れて、家族仲良く暮らすのです。」
・・・ママ・・・。
マーサ「さあ、もうおゆきなさい。すぐそこに、可愛い人が待っているはず。さようなら・・・。」
・・・ママったら・・・。
サンチョ「ぬおおおおお!マーサさまっ!!なんという慈愛に満ちたお言葉っ!!」
・・・上手いんだから・・・もう・・・(´-ω-`)
サンチョ「王!今のお言葉、生涯忘れてはなりませんぞっ!!」
はいはい。
どうやら私の性格は、ママ似です。
(血筋だな。血筋。)
すぐそこに、可愛い人が待っているはず・・・。
可愛い人・・・。
可愛い人・・・。
「くえーーっ!くえーーっ!きぃーーーっ!きゃっきゃっ!」
やばい・・・。
森の小動物達が騒いでる・・・っ!不吉な予感Σ( ゚д゚ ;)
(なんでやねん。)
ビアンカ「ここは、どこかしら・・・?私ったら今までなにを・・・?」
・・・・・・・はっ!Σ( ̄ロ ̄lll)
ビアンカ「あら!あなたたちは!」
ぎゃーーー!!
お久しぶりです、ビアンカ姉さん・・・。
なんや、わあわあ言うとりますけども。
グランバニアに戻ってきました。
ビアンカ「そう・・・。私ったら10年も石にされてたのね・・・。」
そうらしいよ。
かなり、死後硬直じゃない?大丈夫?
ゴテン「お母さんがこんなに綺麗な人だったなんて・・・。」
ゴテン「お父さんも、結構スミにおけないわね。」
いやいや、お母さんがお父さんをゲットしたんだよ?
スミにおけないのは、お母さんの方だ。
感動の(?)親子対面中、おじおじに呼び出されたこころ。
あ〜。ずっと国まかせっきりだったからなぁ。
おじおじ、スマン!
オジロン「王は、暗黒の魔界に行かれるおつもりか?」
ん?いいや?行きませんよ?
オジロン「それを聞いて安心した。これでこの国も安泰!万々歳じゃ!」
万々歳じゃ〜〜!やっほー!ヽ( ´▽`)ノ
・・・でもね・・・。
でも・・・。このおじさんが、許してくれないんすよ・・・。
サンチョ「パパス王のご遺志をついで、マーサ様を助けていただきたい・・・。」
サンチョ「そのためにはこのサンチョ、どんな所にでもお供いたしますぞっ!」
あー、うん・・・。そうね・・・。
サンチョ「あまり城の人々の目については、みなをいたずらに心配させるばかり。」
サンチョ「ここは早く城を経つのが正解かと思いますよ。」
ね・・・。行く気まんまんなのよ、サンチョおじさん・・・。
ゴハン「お父さん。伝説の勇者ってボクのことなんでしょ。」
・・・うん、そうだよ。
ゴハン「行こうよ!行って悪いやつをやっつけようよ!」
ゴハン「ボクはそのために生まれてきたと思うんだ!」
・・・なっ!!
違うよ!何言ってんのよ、ごはんーーー!
ゴハンは、自分の幸せ見つけないっ!ばかっ!!(>△<)
ビアンカ「どんなことになっても、私はあなたについていくからね。」
いやーーーーー(悲痛)!!(TдT)
サンチョ「おっと、こいつは。私は、お邪魔でしたかな・・・。」
殴っていいか・・・。このおっさん・・・。
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