その58。










女王様〜。
オーブ下さいなっ♪( ´д` )






女王「天空の城にあった二つのオーブは、私達妖精の祖先が作ったものです。」





下さいなっ♪( ´д` )





女王「しかし、もはや私達には、同じものを作ることは出来ないのです。」




・・・・・・・・え。




女王「形は似ていますが、このオーブには天空の城を浮上させる魔力はありません・・・。」




そうなんだ・・・。残念だな・・・。




女王「あなたに、このオーブを差し上げましょう。」




いやいや、いらないよ(´-ω-`;)
(ニセモノなんて。)











女王様から、偽オーブを押しつけられ。


妖精に案内されるままに、二階にある、大きな絵の前にやって来ました。





二階の妖精「この絵は、心を映し出す不思議な絵。」
二階の妖精「あなたを、思い出の場所に運んでくれるでしょう。」




なんと、思い出の場所に!?




二階の妖精「さあ、絵の前に立ち、心を開くのです。」





よし!心を開こう!








・・・って、心を開くってなんだろう・・・(´-ω-`)
(どうすりゃいいのか、さっぱりでさ。)









とりあえず、壁の絵に向かって心を開いてみた!






すると絵から不思議な光が・・・。



これは・・・。



これは、こころの思い出の・・・。








「ところであなた、その石像は?」


「どうだ。なかなか見事な石像だろう。」









・・・って、なんでだーーーー( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
(石の頃の想ひ出)











気を取り直して、もう一度。




こころは、壁の絵に向かって心を開いてみた。






すると絵から不思議な光が・・・。


これは・・・。


これは、こころの思い出の・・・。








幼き頃の、在りし日のサンタローズ・・・。






・・・はっ!!Σ(。・д・。)




じゃあ、パパスパパもいるってこと!?






サンチョ「はて?どこかでお会いしましたっけ・・・。」




ほらほら、サンチョもいるしっ!!




サンチョ「旦那様なら、上にいらっしゃいますよ。」




ぱっ!


ぱぱぱぱぱぱぱぱっ!




パパス「ん?私に何か用かな?」




パパスパパーーっ!!(>△<)




パパス「なんだって!?おぬしが私の息子?」




・・・はい・・・(ノω・、)グスッ




パパス「わっはっは!私の息子は後にも先にも一人だけだ!」




あー、うん。
そうなんだけどさ・・・。




パパス「ふむふむ・・・。ラインハットには行くなというのか?」




そうなの。
あそこで、バカ王子に会ったが運の尽きーーってなっちゃうから。




パパス「私が、ラインハット城に呼ばれていると、よく知っていたな・・・。」




そう!そこっ!よく気付いた!

なんで知ってるかと言うと、それはですね、実は・・・。




パパス「解った!おぬしは、予言者だろう。」




いや・・・。




パパス「悪いが、私は予言など信じぬことにしているのだ。」




パパ・・・。あいかわらずの天然ボケっぷりだぜ(´-ω-`;)











そしてそして、忘れちゃいけない。




あ!いたいた〜〜!

ちっちゃいこころと、ちっちゃいピッコロさん〜〜〜ヽ( ´д` )ノ




きゃ〜〜!可愛い〜〜〜!
(自分大好き。)






つまり。

小さい頃、村を一時騒がせていた、あの紫色の兄ちゃんが、こころだったわけです。



「え?ボクの持ってる、綺麗な宝玉を、見せてくれないかって?」

「うん、いいよ。お兄さん、悪い人じゃないみたいだし。紫色だし。(←?)

「でも、ちょっとだけだよ。」




チビこころから、ゴールドオーブを見せてもらった。


・・・そのすきに、ゴールドオーブと偽オーブをすりかえた!










がーーーん!

こころ、紫好きのお兄ちゃんに、だまされてたんだーーーΣ( ̄ロ ̄lll)
(自分だし・・・。)






チビこころ「ねっ、すごく綺麗な宝玉でしょ。」




う、うん・・・ずきずきずき(良心)




チビこころ「うん。どんなにツライことがあってもボクは負けないよ。」
チビこころ「ピッコロさん!いこ!」




・・・・・・こ、子供に不吉なこといっちゃった・・・。
(それも自分。)











はう・・・。

現実世界に帰ってきました・・・。



サンチョ「どうしたんです?ぼんやりして。」




うん・・・。
ちょっと傷ついてるから、そっとしておいて。




ゴハン「お父さん大丈夫!?ずーっと気を失ったみたいに固まってたから心配したよ!」




うん・・・。
大丈夫だから・・・。そっとしておいて・・・。




女王「さあ、お行きなさい。ゴールドオーブをあるべき場所へ戻すときが来たのです・・・。」




うん・・・。











じゃあその前に、も一回だけ、パパに会いに行って来ていい?
(ファザコン。)












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