その57。









最後のカギが手に入ったから、もう行けないところは無いわよ〜。






例えば、オラクルベリーの牢屋のカギを開けて、
囚人を逃がしてあげることなんかも、お手のものなわけ( ´д` )
(やめろ。)













「ウワサではサラボナという町の東には、妖精の村に通じる森があるそうです。」







んなにっ!!Σ(。・д・。)






オラクルベリーのカジノで、スロットで遊んだ帰りに、ちらっと寄った修道院で、
こんな耳より情報が聞けるとは・・・。










よし、あやかって、もう一回スロットやりに行こう!
(やらんでいい。)













もう一回だけっ!お願いっ!
(やらんでいいって。)















サラボナの東・・・。




本当にありました。それらしき森。





きらきらホタルっぽいのが飛び交う、幻想的な森。





小さいおじさん「ここは、妖精の村に通じると言われている迷いの森だ。」





ビンゴっ!いぇっ!(≧w≦)b




小さいおじさん「しかし、普通の人間は、この森を抜けることはできねぇみたいだぜ。」




・・・え、そうなの?(´・ω・`)




小さいおじさん「もっとも、妖精の姿を見ることができるなら、話は別だけどよ。」




ああ、それなら大丈夫。







こころ、妖精見えちゃうからさ( ´д` )












じゃあ、行ってきま〜〜す。













・・・・・・・・。













・・・・・・・・。


















・・・迷った。
(速攻で。)
















また迷子になっちゃったみたい・・・。





ゴハン「あれ?お父さん、焚き火のところに誰かいるよ。」





・・・ん?



どこどこ・・・どこ( ゚д゚ ;))))(((( ;゚д゚ )) どこ




ゴハン「待って!キミは誰なの?」




「え?あなたには私の姿が見えるの?」



ゴハン「うん!見えるよ。」





ああ・・・。
うんうん、こころにも・・・見えるよ・・・うん。
(うそつき。)





「ふ〜ん。で、私に何か用かしら?」


ゴハン「ボクたち、妖精の村に行きたいんだけど。」



妖精「わかったわ。悪い人たちじゃなさそうだし、案内してあげる。」




んまぁ!助かるわぁ〜。







妖精「こっちよ。」




どっちだ!ヽ(。`Д´。)ノ
(見えてないんじゃん。)




ゴハン「お父さんこっちだって。ついてきてっ」




んもー。
ごはんばっかりずるいぞー。パパも妖精見たいぞー。(。・ε・。)













妖精の案内で、旅の扉に辿り着くことが出来ました。





そして扉をぬけると、そこは・・・。







・・・ん?

なんだ、この一面サクラ色は・・・。



そっか。
前に来た時は、雪で困ってたんだっけ。


今は、桜のお化けみたいなことになってますけど。










じゃあ・・・。



ポワン様・・・会いに行くか・・・ずるずる(足取り重く)。









ポワン「まあ!なんて懐かしいんでしょう。あの時は本当に、世話になりましたね。」




ええ。お世話しましたね。




ポワン「それで、今日は私に何か用なのですか?」




かくかくしかじかで、
妖精が見えない体質になっちゃったみたいなんです。
(そうじゃないだろ。)




ポワン「そうですか。どうやら、約束を果たすときが来たようですね。」




約束って。
人生のピンチには駆けつけるという、約束?




それは、出来ればもっと究極にピンチの時に果たして欲しいなぁ〜。




例えば、死ぬほどコーラが飲みたいのに、
お金が10円足りない時とか〜。
(しょうもなっ!Σ( ̄ロ ̄lll))




ポワン「この、ホルンを持って行きなさい。」




あと、
狂おしいほどミカンの缶詰が食べたいのに、
どうしても缶切りが見つからない時とか?




ポワン「私達妖精国の女王が、きっとチカラになってくれるでしょう。」




・・・ん?



おりょ?
ポワン様が、女王じゃないの?





え?
ポワン様は、この妖精の村を治めてるだけ?






じゃあなに、あなた村長さん?




















なーんだ、これからちょっと態度改めるよ・・・。
(長いものだけに巻かれたい。)












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