その51。







天空の剣よりも、
はぐれメタルの剣のほうが攻撃力が上って、どういうことだろう?(´・ω・`)



勇者は武器に頼らず、地道に努力しろってことか?(´・ω・`)
(そんな深い意味は無いぞきっと。)







・・・という疑問を胸に、
マーサままんの故郷、エルヘブンに来てみました。






この町は不思議なつくりです。

なんというか、大きな岩山の側面に、無理やり町を作ったという感じで。
そこらじゅう階段だらけです。




エルヘブンの人たちは、
魔物から、邪悪な心を振り払うチカラがあるらしい。

その特殊な能力を色濃く受け継いでいたのが、マーサままんです。




なのに、その昔、パパスパパがマーサママと恋に落ちて、
偉大な娘を、連れ出してしまいました。






やる〜〜ぅ!
パパスパパったら!ひゅうひゅう〜(≧ε≦)





あんな顔してかけおちかよ〜〜!
(あんな顔言うな。)











エルヘブンには、四人の長老がいます。

四人ともそっくりなので、さては四つ子です。



長老「かつては、マーサを連れ出したパパス殿を、とても恨みに思っていたのものです。」




はぁ・・・。




長老「しかし、二人の子には何の罪もありませんものね。」




いや・・・。

パパにも元々、何の罪も無いかと・・・。
(自由恋愛万歳。)




長老「太古の昔、神はこの世界を3つに分けたのです。」






そして四人の長老達は、

物語の主軸となりうるであろう、大変重要な話を聞かせてくれました。






「神自信が住む天空界。人間達が住むこの世界。魔物らを封じた暗黒世界。
そしてその三つの世界が互いに交わることのないよう、門番を設けました。
その門番を命じられたのが、われらエルヘブンの民なのです。」

「我々エルヘブンの民は、門を閉めることも、そして開くことも出来たといわれています。
しかし時が経つにつれて、その能力は次第に失われていったのです。
今ではこの北の水路に浮かぶ海の神殿の門も、我々には開くことができません。」

「母上マーサさまは、我が民の太古の能力をとくに強く宿しておられました。
魔物らがマーサさまをさらったのは、暗黒世界の門を開かせるためでしょう。」

「私は感じることが出来ます。
開かれた門は、年ごとにその開け口を大きくしています。
このままでは、やがて巨大な魔界の王ですら、こちらにやって来るでしょう。
そうなる前にマーサさまを助け出し、開かれた門を再び封印するのです。
大いなるマーサの子、あなたには、そのチカラがあるはずです。」







・・・でも声が小っちゃくて、よく聞き取れませんでした( ´д` )
(聞いてやれっ!)











エルヘブンで、魔法のじゅうたんと魔法のカギをゲットしました。


なので恒例の、「今まで開かなかった扉を開けに行くツアー」を開催することに。
(恒例・・・いつのまに・・・。)







まずは、砂漠の女王の国。テルパドール。



ここで、天空のカブトをもらおう。

ゴハンならきっと、かぶれるはずだからね!






アイシス「私、その子から何かを感じます。とても強く・・・。」




そうでしょう、そうでしょう。
うちの子なんですよ、この子( ´д` )




アイシス「その子をつれて、私に付いて来て下さい!」




だだだだだだだだっ(走)!!




・・・はっ!

ダッシュだぞ!ダッシュ!!



子供達よ、あれが女王様ダッシュだ!

みんな、遅れるなっ!






隙あらば、こころ達を振り切ろうとする、女王様ダッシュを本気で追いかけ。
天空のカブトのところに辿り着いた頃には、もう虫の息。











ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇぜぇはぁはぁ・・・・(過呼吸)。




アイシス「さぁ、そのカブトをかぶってみなさい。」




さすが女王様。息一つ乱してない。












天空のカブトは、ゴハンには大きすぎてぶかぶかでした。




ありゃ、やっぱりまだ子供過ぎたかな?




しかし、天空のカブトがだんだんと小さくなっていく!




・・・んままっ!




なんと天空のカブトは、ゴハンの頭にぴったりのサイズになった。




と、特殊合金っ!!




アイシス「ああ・・・。なんということでしょう・・・。」




ああ・・・。なんという名の金属なのでしょう・・・。
(もう気になって気になって。)




アイシス「とうとう・・・。伝説の勇者が私達の前に現れたのですね。」




女王様も感慨深げです。

それもそのはず、この国は、この日のために代々かぶとを・・・。




アイシス「さあ、もう戻ることにいたしましょう。」




・・・はっ!Σ( ̄ロ ̄lll)






だだだだだだだだっ(走)!!






いっけね!遅れをとった!

うわっ!女王様もういない!










全速力で走るが、女王様の背中も見えない・・・。

女王様、俊足にもほどがあるぞ。





アイシス「おお、勇者ゴハンよ、よくぞ参られました。」




しかも女王様、すっかり玉座っ!!
(早過ぎっ!!)




アイシス「私たちは、これ以上あなた方をお助けすることは出来ませんが・・・。」




いや、そうおっしゃらず是非仲間になってください。

その素早さを生かして、一緒にはぐれメタル倒そうぜ(´・ω・`)b














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