あれから一ヶ月。
こころは、相変わらず猛烈にヒマな日々です。
夫「私達の可愛いジージョは今頃どこに・・・。」
可愛いジージョもさらわれたまんまです(´-ω-`)
下男「だんなさま!」
夫「クラウド!戻ったかっ!ジージョのことは何か分かったか!?」
え・・・っ!
こ、この下男・・・っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
・・・クラウドっていうのか・・・贅沢な・・・。
(名前に反応。)
クラウド「それが・・・さっぱりで・・・。」
夫「そうか・・・。」
そうか・・・。
夫「ええい!なにが守り神だ!」
ちょ、ちょっと・・・。
八つ当たりやめてよおじさん・・・。
夫「こいつめ!」
うわっ!蹴られてる!蹴られてる!
夫「こうしてやる!こうしてやる!」
げしげしげしげし(蹴)!
げしっ(蹴)!
(ぎゃっ!( ̄△ ̄;))
・・・け、蹴倒された(どてっ)!!
ち、ち、ちくしょーーーっ!(>△<)
旦那さまなんて、
名前もない、ただのエキストラのくせにーーっ!
下男にさえ名前ついてんのよ?
クラウド「だ、だんなさま!どうか落ち着いて!」
しかもクラウドだよ!クラウド!
無駄にクラウドだよ!?
あんたなんて、
あんたなんて、
夫「はあはあ・・・。」
ただの「夫」なくせにーー!
うえーーっ!!
。・°°・(>△<)・°°・。(悔し泣き。)
クラウド「ほら旦那様、家の中で少し横になったほうが・・・。」
夫「う、うむ・・・。」
・・・ぐすっ。(←泣きやんだ。)
だんなさまに蹴倒されたおかげで、久々に横になることが出来た。(←前向き。)
(こんな感じ。)
そして春は過ぎ、夏が行き、秋が来て、雪の降る冬になりました。
そしてまた春が来て・・・。
さらに年月が流れました・・・。
誰も起こしてくれないもんだから、
こころは、あれからずっと庭に転がされたまんまです。
いいかげん、誰か家に入れてくんないかなぁ。
いや、寝っ転がってるから、楽っちゃ楽なんだけど・・・。
なんかこう・・・そろそろ寝返りしたい・・・みたいな・・・ぐぎぎぎ(´-ω-`;)
いい加減見飽きた庭に、誰かが訪ねて来ました。
ぽっちゃり風味のおじさんと、金髪の子供二人。
わ〜。
久しぶりに人間見たなぁ〜( ´д` )
・・・って、サンチョじゃん!
せ、せばす・・・!
サンチョーーーーっ!!
(せばす?)
ここ!ここ!こころここーーっ!ここよーーーっ!
夫「我が家に何か用ですかな?」
サンチョ「はじめまして。私どもは通りすがりの旅の者ですが・・・。」
あ、久しぶりだな、「夫」。
サンチョ「それにしてもこれは立派な石像でございますね。」
サンチョ〜〜!これ、こころだから〜〜〜ヽ( ´▽`)ノ
サンチョ「この石像を私どもにお譲り願えませんか?」
ああ・・・。
身請けしてくれようっていう、サンチョの気持ちは嬉しいけれど。
残念ながら、こころは高いのよ・・・。
なんせ、オークションで争って高額落札したほで・・・。
夫「そんな石像だったらタダでくれてやろう。さっさと持って行きなさい!」
タダかいっ!がーん!Σ( ̄ロ ̄lll)
サンチョ「さあ、ゴテンさま!」
ゴテン「はい。サンチョおじさん。この杖を使うのね。」
ゴテンはストロスの杖を天にかざした!
不思議な光が石像をつつむ!
きらきら〜ん。
なんと!石像にされていた身体が元に戻った!
きゃーーーっ!戻ったーーーっ!!!ヽ( ´д` )ノ
夫「うわ!石像が人間になったぞ!」
ギーガーデーイーンーっ!ヽ( ´д` )ノ
夫「あわわわわ・・・っ!!」
旦那さまに、寝覚めのギガデインが炸裂。命中。
サンチョ「や、やはり王でございましたね!探しましたぞっ!」
サンチョーーーーっ!
会いたかったーーー!ひしっ(泣)!!
ゴハン「わー!あなたがボクのお父さんですね!」
・・・・・・・っ!Σ(。・д・。)
ゴテン「はじめましてお父さん、私ゴテンです。」
・・・・・・・・・・(´-ω-`)
お父さんじゃないっ!
パパんと呼びなさいっ!くわっ(目が本気)!!
ゴハンとゴテン〜〜〜〜〜〜ヽ(≧▽≦)ノ
ゴハン「ボク、お父さんのこと、いっぱいいっぱい探したんだよ!
いや〜ん、ゴハンったら。
こんな立派なスーパーサイヤ人になっちゃって・・・。
ゴテン「お父さんのことは、サンチョおじさんからいつも聞いてました。」
ゴテンちゃんは可愛くなって〜。
長くて引きずっちゃってるピンクのマントがよく似合ってる!
二人とも大きくなったなぁ・・・。
久々の再会に、
父さん言葉が出ないというか、なんていうか・・・。
ほんとにもう、なんていうか・・・。
なんていうか・・・。
なんていうか・・・。
お前らママそっくりだな・・・(主人公目線)。
(おい。)
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