その49。










あれから一ヶ月。
こころは、相変わらず猛烈にヒマな日々です。





「私達の可愛いジージョは今頃どこに・・・。」





可愛いジージョもさらわれたまんまです(´-ω-`)





下男「だんなさま!」


「クラウド!戻ったかっ!ジージョのことは何か分かったか!?」





え・・・っ!


こ、この下男・・・っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
















・・・クラウドっていうのか・・・贅沢な・・・。
(名前に反応。)










クラウド「それが・・・さっぱりで・・・。」


「そうか・・・。」




そうか・・・。




「ええい!なにが守り神だ!」




ちょ、ちょっと・・・。


八つ当たりやめてよおじさん・・・。





「こいつめ!」




うわっ!蹴られてる!蹴られてる!




「こうしてやる!こうしてやる!」




げしげしげしげし(蹴)!





げしっ(蹴)!
(ぎゃっ!( ̄△ ̄;))








・・・け、蹴倒された(どてっ)!!









ち、ち、ちくしょーーーっ!(>△<)






旦那さまなんて、
名前もない、ただのエキストラのくせにーーっ!







下男にさえ名前ついてんのよ?





クラウド「だ、だんなさま!どうか落ち着いて!」




しかもクラウドだよ!クラウド



無駄にクラウドだよ!?




あんたなんて、
あんたなんて、




「はあはあ・・・。」




ただの「夫」なくせにーー!





うえーーっ!!

。・°°・(>△<)・°°・。(悔し泣き。)











クラウド「ほら旦那様、家の中で少し横になったほうが・・・。」


「う、うむ・・・。」




・・・ぐすっ。(←泣きやんだ。)







だんなさまに蹴倒されたおかげで、久々に横になることが出来た。(←前向き。)















(こんな感じ。)

















そして春は過ぎ、夏が行き、秋が来て、雪の降る冬になりました。





そしてまた春が来て・・・。


さらに年月が流れました・・・。







誰も起こしてくれないもんだから、
こころは、あれからずっと庭に転がされたまんまです。



いいかげん、誰か家に入れてくんないかなぁ。



いや、寝っ転がってるから、楽っちゃ楽なんだけど・・・。

なんかこう・・・そろそろ寝返りしたい・・・みたいな・・・ぐぎぎぎ(´-ω-`;)









いい加減見飽きた庭に、誰かが訪ねて来ました。


ぽっちゃり風味のおじさんと、金髪の子供二人。



わ〜。
久しぶりに人間見たなぁ〜( ´д` )








・・・って、サンチョじゃん!






せ、せばす・・・!

サンチョーーーーっ!!
(せばす?)


ここ!ここ!こころここーーっ!ここよーーーっ!





「我が家に何か用ですかな?」

サンチョ「はじめまして。私どもは通りすがりの旅の者ですが・・・。」




あ、久しぶりだな、「夫」。




サンチョ「それにしてもこれは立派な石像でございますね。」




サンチョ〜〜!これ、こころだから〜〜〜ヽ( ´▽`)ノ




サンチョ「この石像を私どもにお譲り願えませんか?」




ああ・・・。

身請けしてくれようっていう、サンチョの気持ちは嬉しいけれど。


残念ながら、こころは高いのよ・・・。


なんせ、オークションで争って高額落札したほで・・・。




「そんな石像だったらタダでくれてやろう。さっさと持って行きなさい!」














タダかいっ!がーん!Σ( ̄ロ ̄lll)















サンチョ「さあ、ゴテンさま!」



ゴテン「はい。サンチョおじさん。この杖を使うのね。」





ゴテンはストロスの杖を天にかざした!
不思議な光が石像をつつむ!





きらきら〜ん。



なんと!石像にされていた身体が元に戻った!







きゃーーーっ!戻ったーーーっ!!!ヽ( ´д` )ノ







「うわ!石像が人間になったぞ!」






ギーガーデーイーンーっ!ヽ( ´д` )ノ





「あわわわわ・・・っ!!」









旦那さまに、寝覚めのギガデインが炸裂。命中。













サンチョ「や、やはり王でございましたね!探しましたぞっ!」




サンチョーーーーっ!

会いたかったーーー!ひしっ(泣)!!





ゴハン「わー!あなたがボクのお父さんですね!」




・・・・・・・っ!Σ(。・д・。)




ゴテン「はじめましてお父さん、私ゴテンです。」





・・・・・・・・・・(´-ω-`)










お父さんじゃないっ!







パパんと呼びなさいっ!くわっ(目が本気)!!














ゴハンとゴテン〜〜〜〜〜〜ヽ(≧▽≦)ノ





ゴハン「ボク、お父さんのこと、いっぱいいっぱい探したんだよ!




いや〜ん、ゴハンったら。

こんな立派なスーパーサイヤ人になっちゃって・・・。





ゴテン「お父さんのことは、サンチョおじさんからいつも聞いてました。」





ゴテンちゃんは可愛くなって〜。


長くて引きずっちゃってるピンクのマントがよく似合ってる!














二人とも大きくなったなぁ・・・。






久々の再会に、
父さん言葉が出ないというか、なんていうか・・・。






ほんとにもう、なんていうか・・・。







なんていうか・・・。







なんていうか・・・。

















お前らママそっくりだな・・・(主人公目線)。
(おい。)













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