その47。










じゃ美「わっはっはっ!オレは不死身だ!」




ああ、なるほど。

不死身なのかコイツ。どうりで(´・ω・`)
(納得すんな。)




じゃ美「誰もこのオレさまを傷つけることはできまい!」




うん。無理っぽい(´・ω・`)
(諦めんな。)








じゃ美「死ね!」




・・・っ!Σ( ̄ロ ̄lll)




ビアンカ「やめてー!」




・・・っ!?Σ( ̄ロ ̄lll)







なんと!
ここでビアンカが、戦いにおどりでたっ!





げげっ!ビアンカっ!








ビアンカ「やめなさいジャミ!」




じゃ美を叱りつけるビアンカの身体は、
不思議な光に包まれている!








わぁ、怒ってる・・・。


怒ってるよ・・・ビアンカねえさん・・・。






じゃ美「こ、この、光は・・・。」




ビアンカねえさんの怒りのオーラだよ。




じゃ美「・・・・・っ!」






みるみるうちに、

ビアンカねえさんの怒りのオーラが、じゃ美のバリアを消し去ってゆく・・・。


すげぇです、ビアンカねえさん・・・。







ビアンカ「さあ!いまよ!」




はい!ビアンカねえさん!!(`・ω・´)ノ













怒りのオーラをまとったビアンカねえさんは、もう誰にも止められません。


じゃ美ちゃん、ご愁傷様。





じゃ美「こ、こんなはずは・・・。さ、さっきの光は・・・。」




怖いだろ。
もう泣きそうだろ。

あれが怒りのオーラだよ・・・。




じゃ美「まさかその女!伝説の勇者の血を・・・。」




あ?でんせつの、なんだって?




じゃ美「ゲマさま!ゲマさま・・・!ぐふっ!」




あ・・・。
逝っちゃった・・・。




ゲマさま?はて?




誰でしったっけねぇ・・・。




ゲマ「ほっほっほっほっ」




・・・って、なんか出たっ!




ゲマ「ほっほっほっほっ」




こ、この笑い方・・・っ!




ゲマ「ほっほっほっほっ」




こ、この、きっしょい笑い方は・・・っ!Σ( ̄ロ ̄lll)





























誰っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
(覚えとこうよ、そこは)




















ゲマ「まさか、あなたが勇者の子孫だったとは・・・。」


ビアンカ「・・・私が・・・勇者の子孫?」




ええー!そうなのっ!?

ビアンカが勇者の子孫だったの!?Σ( ̄ロ ̄lll)




ゲマ「ミルドラース様の予言では、勇者の子孫は高貴な身分にあるとのことでした。」




そ・・・そんな・・・。



ビアンカが勇者の子孫だったなんて・・・。




ゲマ「その予言に従い、めぼしい子供をさらっていたのですが・・・。」




こんなこと・・・こんなことが・・・・。




ゲマ「どうやらその子供・・・。」
ゲマ「伝説の勇者は、お前の血筋により、これから生まれてくるのでしょう。」




こころ・・・こころじゃ・・・ない・・・の・・・?
(聞いちゃあいない。)




ゲマ「しかし、それだけはさせるわけにはいきません。」





こころだと思ってた!

こころだと思ってたーーーっ!









やだーーー!

こころが、勇者の子孫がいいーーーーっ!ヽ(。`Д´。)ノ
(はいはい。)


















傷ついたこころは、
ゲマに対し、納得のいく説明を要求。



すると、返答に窮したゲマは、怪しい光を発した!





「ぴきーーん!」








ぴき・・・。

え?ぴきんって?え?え?





なんと、こころとビアンカは石にされてしまった!






がびょーーん!動かねぇーーーっ!!Σ( ̄ロ ̄lll)





ちょっとちょっとちょっと!


先に言っといてよ、そういうことわっ!!





石になるんならなるで、
それなりにかっこいいポーズとかとりたかったよっ!



いきなり石にされたら、ポーズもへったくれもないじゃんっ!




おかげでこころ、すっごい変な格好で石になっちゃってるぢゃんっ!


















こんな瞬間で石じゃんっ!最悪っ!
(何しようとした瞬間だ。)
















ビアンカねえさんなんか、更にヒドイぞ・・・。






かわいそうに、ビアンカねえさん・・・。






そんな・・・。






とても口に出して言えないような、あんなポーズで・・・ふるふる(´・ω・`;)
(え、そうなの・・・。)












ゲマ「ほっほっほっ。一息に殺してしまっては面白くないでしょう?」




誰を意識してのカメラ目線だよ、お前。

ここには、お前以外には、
人間の形した石が、2つあるのみだぞ・・・。
(しかも変なポーズの。)




ゲマ「その身体で世界の終わりをゆっくりながめなさい!ほーっほっほっほっ!」






ゲマは消えた・・・。



きっしょい笑いだけを残して・・・。












「ほーっほっほっほっほっ。」













・・・・・・・・。









・・・・・・・・。








・・・・・・・・。









・・・・・って。


石になったまんまかよ・・・。


どうすんだろう、これ・・・。






身体が石化し、動けない!





え〜〜。まじで〜〜ぇ?




どうすんの、どうすんの。


あ、なに。
もしかして、ここで冒険終わり?








伝説の勇者の血を引くのは、主人公の奥様だったのです。

しかし、主人公と奥様は、きっしょい魔物に石にされてしまいました。


そんなこんなで、世界の平和は守られませんでした。












− THE END. −




































・・・・・・・みたいな?(´・ω・`)













「なんでい!宝があるって聞いたのに、そんなものねえぞ!」




そこへ、宝探し中のうっかり兄弟登場。




「うわー立派な石像だなぁ。まるで生きてるみたいだよ。」




生きてんだよ!




「ねえ兄さん。この石像を持って行けば、高く売れないかなあ。」




え?そうなの?売れるの?




「ホントだ!しかもこいつは色っぺえ石像だな!」




ああ、それは怒りのオーラ出しっぱなしのビアンカねえさんですが・・・。




まぁ、確かに色っぽいっちゃ色っぽいか。

パンツ丸見えだしね。
(え!そうなの!)




「よし!こっちはオレがもらった!おい!行くぜっ!」

「待ってよ兄さん!」






こうして、こころは弟に・・・。

ビアンカは、兄にもらわれていったのでした・・・。














− THE END. −

(違う違う。)











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