その45。








グランバニア緊急会議。





オジロン「すると、城の者たちが眠りこけた頃、怪物どもがやってきたと申すのだな?」



おばさん「はい。でもビアンカ様は、いち早く邪悪な気配を感じられ・・・。」
おばさん「私に赤ちゃんをつれて隠れるようにと・・・。」




さすが、ビアンカねえさん・・・。



おばさんが隠れているスキに、
その邪悪な気配とやらを殺っちゃったに違いないよ。うちの嫁。




兵士1「それにしても、この騒ぎに誰も気づかぬほど眠りこけていたとは妙ですね。」

兵士2「何者かが祝賀の酒の中に、眠り薬でも入れたのかも・・。」




いやぁ、ただの飲み過ぎじゃん?




だから昔から言うじゃん。

「酒は飲んでも飲まれるわぁ」って(´・ω・`)
(言わねぇ。)




オジロン「そういえば大臣の姿が見えんな。大臣はどうした?」




ああ、あの大臣なら、
国王最初の仕事として罷免しておきましたが、何か・・・(私心)。




オジロン「誰か大臣の姿を見たものはおらんか?」




おじおじだって、今は王様引退して大臣でしょ?




オジロン「いつもならここで大臣の助言を聞くところだが、いないものは仕方が無いな。」




そうそう。大臣なんか一人いれば十分だって( ´д` )




オジロン「王・・・。心中お察し申すぞ・・・。」




ん・・・。


もう心配で心配で・・・。



















ビアンカを捕まえた人が、ひどい目にあっていないか心配で・・・(´-ω-`;)
(やっぱそっちか。)












さてと、じゃあ行くか!




サンチョ「坊ちゃん・・・。まさかビアンカさまを探しに行かれるおつもりでは?」




はい、行きますよ?




サンチョ「それはなりません!」




えーー。

だってだって・・・。




サンチョ「お気持ちは分かりますが、ここは兵士達にまかせて。」




ビアンカねえさん怖いよ・・・?


早いとこ止めないと、えらいことになるよ?( ゚д゚ ;)
(どうなるんだろう・・・。)




サンチョ「生まれたばかりのお子達もいるのです。どうか・・・。どうか・・・。」




そ、そんなこと言われても・・・。



サンチョは、こころの命がどうなってもいいのかい?( ゚д゚ ;)
(ビアンカになにされんだろう・・・。)












パパスパパの時には、マーサママが・・・。

そしてこころが国王になったとたん、今度はビアンカが・・・。










呪われてるな、この国。きゃっ♪( ´д` )
(嬉しそうに言うな。)












ここで重要証言を入手いたしました。





兵士「なにやら北の空に黒い雲が・・・。」




キタのソラにクロいクモっ!
(正しいカタカナの使い方講座。)




ドリス「あたしは見たんだよ!大臣のやつが、北の方へ、空を飛んでいくのを。」




ダイジンのヤツがキタのホウへソラをっ!!
(ああもうウゼーなカタカナの使い方。)




このドリスというのは、おじおじの娘さんです。



王家の血を引いているわりには、言葉遣いに少々難ありです。




ドリス「やっぱあの大臣、どっかおかしかったんだなぁ・・・。」




うんうん。
ナニがおかしいってまず髪形ね!



アルシンドもビックリね!(≧w≦)ぷっ
(古・・・。)















よし、じゃあとりあえず北の空に向かうかっ!




北!



北!



キタ―――(゚∀゚)―――― !!














・・・いや、ちょっとやってみたかっただけで・・・。














ところで北ってどう行くんだろう・・・。

しかも空って・・・。分かんない・・・。











いやいやっ!大丈夫っ!


大臣にできて、こころに出来ないはずが無いっ!




あいつが空を飛べて、こころに飛べないハズが無いっ!











お城の上からジャンプだーーーっ!!

















お行きなさいっ!どん太。さんーーーーーーーっ!!!
(え?え?どん太。さん?)













飛べーーーーーーっ!!




















飛んだーーーーーっ!!

(ええええーー!?Σ( ̄ロ ̄lll))





































































































ごめんなさい・・・。
(落ちた・・・。)












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