グランバニア緊急会議。
オジロン「すると、城の者たちが眠りこけた頃、怪物どもがやってきたと申すのだな?」
おばさん「はい。でもビアンカ様は、いち早く邪悪な気配を感じられ・・・。」
おばさん「私に赤ちゃんをつれて隠れるようにと・・・。」
さすが、ビアンカねえさん・・・。
おばさんが隠れているスキに、
その邪悪な気配とやらを殺っちゃったに違いないよ。うちの嫁。
兵士1「それにしても、この騒ぎに誰も気づかぬほど眠りこけていたとは妙ですね。」
兵士2「何者かが祝賀の酒の中に、眠り薬でも入れたのかも・・。」
いやぁ、ただの飲み過ぎじゃん?
だから昔から言うじゃん。
「酒は飲んでも飲まれるわぁ」って(´・ω・`)
(言わねぇ。)
オジロン「そういえば大臣の姿が見えんな。大臣はどうした?」
ああ、あの大臣なら、
国王最初の仕事として罷免しておきましたが、何か・・・(私心)。
オジロン「誰か大臣の姿を見たものはおらんか?」
おじおじだって、今は王様引退して大臣でしょ?
オジロン「いつもならここで大臣の助言を聞くところだが、いないものは仕方が無いな。」
そうそう。大臣なんか一人いれば十分だって( ´д` )
オジロン「王・・・。心中お察し申すぞ・・・。」
ん・・・。
もう心配で心配で・・・。
ビアンカを捕まえた人が、ひどい目にあっていないか心配で・・・(´-ω-`;)
(やっぱそっちか。)
さてと、じゃあ行くか!
サンチョ「坊ちゃん・・・。まさかビアンカさまを探しに行かれるおつもりでは?」
はい、行きますよ?
サンチョ「それはなりません!」
えーー。
だってだって・・・。
サンチョ「お気持ちは分かりますが、ここは兵士達にまかせて。」
ビアンカねえさん怖いよ・・・?
早いとこ止めないと、えらいことになるよ?( ゚д゚ ;)
(どうなるんだろう・・・。)
サンチョ「生まれたばかりのお子達もいるのです。どうか・・・。どうか・・・。」
そ、そんなこと言われても・・・。
サンチョは、こころの命がどうなってもいいのかい?( ゚д゚ ;)
(ビアンカになにされんだろう・・・。)
パパスパパの時には、マーサママが・・・。
そしてこころが国王になったとたん、今度はビアンカが・・・。
呪われてるな、この国。きゃっ♪( ´д` )
(嬉しそうに言うな。)
ここで重要証言を入手いたしました。
兵士「なにやら北の空に黒い雲が・・・。」
キタのソラにクロいクモっ!
(正しいカタカナの使い方講座。)
ドリス「あたしは見たんだよ!大臣のやつが、北の方へ、空を飛んでいくのを。」
ダイジンのヤツがキタのホウへソラをっ!!
(ああもうウゼーなカタカナの使い方。)
このドリスというのは、おじおじの娘さんです。
王家の血を引いているわりには、言葉遣いに少々難ありです。
ドリス「やっぱあの大臣、どっかおかしかったんだなぁ・・・。」
うんうん。
ナニがおかしいってまず髪形ね!
アルシンドもビックリね!(≧w≦)ぷっ
(古・・・。)
よし、じゃあとりあえず北の空に向かうかっ!
北!
北!
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
・・・いや、ちょっとやってみたかっただけで・・・。
ところで北ってどう行くんだろう・・・。
しかも空って・・・。分かんない・・・。
いやいやっ!大丈夫っ!
大臣にできて、こころに出来ないはずが無いっ!
あいつが空を飛べて、こころに飛べないハズが無いっ!
お城の上からジャンプだーーーっ!!
お行きなさいっ!どん太。さんーーーーーーーっ!!!
(え?え?どん太。さん?)
飛べーーーーーーっ!!
飛んだーーーーーっ!!
(ええええーー!?Σ( ̄ロ ̄lll))
ごめんなさい・・・。
(落ちた・・・。)
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