試練の洞窟は、
お城の東の、森の中にあります。
淡い光の玉が飛び交う、幻想的な洞窟です。
それはそれは蛍のような・・・。
火の玉のような・・・。
つまりは人魂のような・・・。
人魂・・・人魂なのか・・・?( ゚д゚ ;)
入り口付近の石版には、こんな文が刻まれていました。
*「王たるべき者、けして争いを許すべからず。」
*「互いに背を向ける者あらば、王みずから出向きて正しく向かい合わせるべし。」
・・・ふむふむ。
*「すべては紋章の導くままに・・・。」
なるほどね!
分かった分かった。
なんとなく、からくり洞窟だということは分かった。
(分かってないじゃん。)
・・・で?
王家のあかしって、これ?(´-ω-`)見つけちゃったケド
(早っ!!)
こころが、王家のあかしを持って帰ろうとしたとき。
「おっと待ちなっ!」
・・・ん?
「悪いが、王家のあかしを持って行かせるわけにはいかねぇな!」
こ!この展開!!Σ( ̄ロ ̄lll)
この、いかつい盗賊のおかしらふう!!
カンダタだねーーーーーー?ヽ( ´д` )ノ
(まだあきらめていなかったか。)
いかついの1「あんたが、王になるのをイヤがる者もいるってことよ。」
いかついの2「しーっ!余計な事を言うな。」
会いたかった〜〜〜〜!ぎゅううううう!!!
いかついの2「・・・・っ!?」
(だ、抱きつかれたっ!なんで!?)
いかついの2「とにかく、そいつは返してもらうぜっ!!」
*「カンダタが現れたっ!!」
えええっ!マジでカンダタっ!?うそん!Σ( ̄ロ ̄lll)
(今までで一番驚いた!)
カンダタの攻撃!
ずばんっ!72ポイントのダメージを受けたっ!
げふっ!!
・・・んもう、カンダタったらウデ上げたなぁ・・・( ´д` )
こころの攻撃!
ずばばばん!カンダタに127ポイントのダメージ!
こころには、まだまだ遠くおよびませんけどね?( ´д` )
(嬉しそうに闘うなぁ・・・。)
カンダタをぶっ飛ばしたっ!!!
(嬉しそうにぶっ飛ばしたっ!!!)
時を越えたカンダタとの戦い。
あっさり勝っちまってつまらない。
だからもっと強くなってこころに会いに来い!
こころはいつでも待ってるぞぉーっ!
わっはっはっはっはっ(仁王立ち)!
(嬉しさのあまり壊れました・・・。)
それにしてもカンダタのやつ、どこ行っちゃんだろう・・・。
いやぁね?
戦いが終わってみたら、カンダタがいないんですよ。
こころに何の挨拶もナシですよ?
いくら負けたのが恥ずかしいからって、逃げることないじゃん。
・・・・・・・はっ!Σ( ̄ロ ̄lll)
ま、まさか・・・。
まさか、こころ・・・。
カンダタを殺っちゃった・・・?イヤン
(たぶん殺っちまいましたぜ。)
「あんたが、王になるのをイヤがる者もいるってことよ。」
・・・・・・・・。
「あんたが、王になるのをイヤがる者も・・・。」
・・・・・・・・。
「あんたが、王になるのを・・・。」
・・・・・・・・。
「あんたが・・・。」
・・・はっ!
ももももしや大臣!?
(遅いよ。)
あんのやろーーーっ(怒)!!
くらーーっ!大臣!
大臣出て来ーーい!!
カンダタをどこにやったーーーっ!!
(いやいや・・・(´-ω-`;))
門番「夜は無用心ゆえ、門を開けるなとの大臣殿の命令なのだ。」
・・・んなっ!Σ(。・д・。)
な、な、な、なにーーっ!
サンチョ「なんと!大臣の命令で夜は城に入れないですとっ!?」
そうなのよ、サンチョ!
ヒドイのよ、サンチョーー!(>△<)
(サンチョの家に泣きついた。)
サンチョ「うーむ・・・。坊ちゃんをパパス王の息子と知りながら、あの大臣め!」
まったくなのよ、サンチョーーー!(>△<)
サンチョ「とにかく今夜はうちに泊まってください。」
はい・・・。
お世話になります・・・ぐっすん。
サンチョ「そういえば坊ちゃんと一緒に寝るなんて、十数年ぶりですね。」
え・・・。
一緒に・・・寝るの・・・?
サンチョ「おやすみなさい。坊ちゃん・・・。」
あ・・・。うん。
お、お、お、お、おやすみ・・・。
どきどきどきどき・・・。
(ドキドキせんでいい。)
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