ぜぇ・・・。
ぜぇ・・・。
ぜぇ・・ぜぇ・・ぜっ・・・。
ぜぇえええええええええええっえっえっ( ゚д゚ ;)
(ヤバイ!死にそう!)
や・・・。
やっと抜けた・・・
なんなんだ、なんなんだ、この山道わ。
もう一生出られないかと思ったよ〜〜〜(TдT)
えぐえぐえぐ・・・(男泣き)。
二度と越えるもんか!な山を越えて。
ようやく見えてきた、大きなお城。
あれがグランバニアです。
お城なんかに辿り着くと・・・。
とりあえず正面入り口をさけて、城の脇に回ってしまうのは・・・。
いったいどこで身に着けた技だ!ちくしょーっ!
勇者は泥棒だっ!ヽ(。`Д´。)ノ
あ、間違えた。
勇者は泥棒かっ!
さて、いつものように城の脇に回ると、そこにはぽつんと一軒家。
城壁と城の間の通路に、お家・・・。
それは、見つけた人全てが、
「何故こんなところに・・・。」と思うことうけあいな場所に建っています。
誰かが無断で建てちゃったのかな?
困るなぁ、こころの城に・・・。
(は?)
がちゃっ(不法侵入)!
サンチョ「はて?どちらさまでしたかな?」
・・・・・・・・・あ?
サンチョ「ん?まさか!」
・・・・・・・・・ああっ!!
サンチョ「もしかしたら・・・!」
セバスチャンっ!!
(違うよ・・・。)
サンチョ「もしや、坊ちゃん!?」
・・・じゃなくて、サンチョーーーーっ!!ヽ( ´▽`)ノ
サンチョ「こうはしていられない!すぐにオジロン王に報告を!」
うんうん、サンチョ。
とりあえず落ち着いてくれるかな。
サンチョ「今は、パパスさまの弟のオジロンさまが王様なのです!」
あ、そうなんだ。
その話は後で聞くとしてだね・・・。
サンチョ「私についてきてください!」
え・・・っ。
いや、でもね、サンチョや・・・。
サンチョ「・・・・・・・・・・(ずんずんずんずん!)」
有無を言わさず、こころを引っ張って行くサンチョ。
城の中を突き進む。
サンチョ「・・・・・・・・・・(ずんずんずんずん!)」
警備兵もなんのその。
一目散に、王の間へと向かう。
サンチョ「・・・・・・・・・・(ずんずんずんずん!)」
さ、サンチョ・・・。
分かったから・・・ちょっと待って・・・・・・・・・。
サンチョ「・・・・・・・・・・(聞く耳持たずにまっしぐら!)」
一刻も早く回復しないと・・・。
・・・・・・・・死・・・死んじゃいそ・・・・・・ぜぇぜぇ・・・。
バタっ!
(←あ・・・。)
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