その38。









バーテン「グランバニアの国王はパパスさまといって、本当に立派な人だったんですよ。」





あーーあーーあーーあーー!


聞ーこーえーまーせーーーん!!( ̄д ̄)













パパに気を使って知らないフリする必要は、もう無いんだけど。

それでもなんとなく。




幼い頃からの習慣は、一筋縄では消えないのです。












チゾットからつり橋を渡り、
山を降りると、グランバニアです。




さっき上ってきた道を、次は下るのです。




気合をいれて下ります。





なぜなら!はぐれメタルが出るからっ!!











うぉおおおおお雄叫び〜〜〜〜!!ヽ(。`Д´。)ノ









だってきらきらしてんだよ?はぐれメタル。






きらきらりんだよ、はぐれメタル!


輝き過ぎだよ、はぐれメタル!









はぐれメタルーーーーぅ!!(>△<)










ああ、まばゆい・・・。




まばゆよ・・・はぐれメタル・・・・。















ぜぇ・・・はぁ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・。






登りもきつかったけど、降りもキッツいなぁ・・・。







てか、降りてんだか登ってんだかも、もうわからん・・・。









おじさん「あなた、これ以上先に進まないほうがいいですよ」




このおっちゃんに会うのも、もう何回目なんだよ・・・











降りてるつもりで、ほんとは登ってんじゃないのかなぁ?








このまま上に上に登ってったら、パパに会えるかなぁ・・・(*´д`*)うふふ
(しっかりしろーーっ!!)







だって・・・。

だってもう・・・。



疲れちゃったんだもん・・・











出口になんとか近づいたかと思うあたりで。

あやしい帽子と杖の老翁と出会う。





こ、これは・・・・。




やまんばの男ばん・・・。









じじんば・・・?
(間違ってる、間違ってる。)















老爺「わしゃあこの山に、かれこれ100年ほど暮らしとるもんじゃ」





いくつだよ・・・。


長生きし過ぎだよ・・・。







老爺「さっき、すごろく券を拾ったんだが、おぬしのか?」







・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・。






・・・よし、落ち着け・・・。







ここで、「はい」と答えてはいけない。






老爺「では、この小さなメダルはおぬしのか?」





ほらっ!





宝のランクが上がったね?






きっと、まだまだ上がるだろうから、「はい」と答えるのはそれからね。







老爺「では、この水のはごろもはどうじゃ?」






ほーら!
お次は水のはごろもになったっ!





でももう一声!!(>△<)



じじんば!もうちょっといいもんくれーっ!







老爺「この水のはごろもは、おぬしのか?」



こころ「違いま〜〜〜すっ!きゃはっ!ヽ(≧▽≦)ノ」






老爺「おぬしは正直者だな!」




次は何かな?何かなぁ?ワクワク( ´д` )











老爺「そんなおぬしには、全て差し上げよう」








・・・・・・・・・ほえっ!!( ゚ ▽ ゚ ;)



































結果オーライ。ぐっ(´-ω-`;)b










・・・ふふふ・・・
(予想外だけど。)












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