バーテン「グランバニアの国王はパパスさまといって、本当に立派な人だったんですよ。」
あーーあーーあーーあーー!
聞ーこーえーまーせーーーん!!( ̄д ̄)
パパに気を使って知らないフリする必要は、もう無いんだけど。
それでもなんとなく。
幼い頃からの習慣は、一筋縄では消えないのです。
チゾットからつり橋を渡り、
山を降りると、グランバニアです。
さっき上ってきた道を、次は下るのです。
気合をいれて下ります。
なぜなら!はぐれメタルが出るからっ!!
うぉおおおおお雄叫び〜〜〜〜!!ヽ(。`Д´。)ノ
だってきらきらしてんだよ?はぐれメタル。
きらきらりんだよ、はぐれメタル!
輝き過ぎだよ、はぐれメタル!
はぐれメタルーーーーぅ!!(>△<)
ああ、まばゆい・・・。
まばゆよ・・・はぐれメタル・・・・。
ぜぇ・・・はぁ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・。
登りもきつかったけど、降りもキッツいなぁ・・・。
てか、降りてんだか登ってんだかも、もうわからん・・・。
おじさん「あなた、これ以上先に進まないほうがいいですよ」
このおっちゃんに会うのも、もう何回目なんだよ・・・
降りてるつもりで、ほんとは登ってんじゃないのかなぁ?
このまま上に上に登ってったら、パパに会えるかなぁ・・・(*´д`*)うふふ
(しっかりしろーーっ!!)
だって・・・。
だってもう・・・。
疲れちゃったんだもん・・・
出口になんとか近づいたかと思うあたりで。
あやしい帽子と杖の老翁と出会う。
こ、これは・・・・。
やまんばの男ばん・・・。
じじんば・・・?
(間違ってる、間違ってる。)
老爺「わしゃあこの山に、かれこれ100年ほど暮らしとるもんじゃ」
いくつだよ・・・。
長生きし過ぎだよ・・・。
老爺「さっき、すごろく券を拾ったんだが、おぬしのか?」
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・よし、落ち着け・・・。
ここで、「はい」と答えてはいけない。
老爺「では、この小さなメダルはおぬしのか?」
ほらっ!
宝のランクが上がったね?
きっと、まだまだ上がるだろうから、「はい」と答えるのはそれからね。
老爺「では、この水のはごろもはどうじゃ?」
ほーら!
お次は水のはごろもになったっ!
でももう一声!!(>△<)
じじんば!もうちょっといいもんくれーっ!
老爺「この水のはごろもは、おぬしのか?」
こころ「違いま〜〜〜すっ!きゃはっ!ヽ(≧▽≦)ノ」
老爺「おぬしは正直者だな!」
次は何かな?何かなぁ?ワクワク( ´д` )
老爺「そんなおぬしには、全て差し上げよう」
・・・・・・・・・ほえっ!!( ゚ ▽ ゚ ;)
結果オーライ。ぐっ(´-ω-`;)b
・・・ふふふ・・・
(予想外だけど。)
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