ひゅるるる〜〜〜。
カジノで遊んだら、持ち金が12Gしか・・・
ああ、懐が寒い・・・。
ひゅるるる〜〜〜〜〜〜(´-ω-`;)
(木枯らしに吹かれるイメージ)
でも、まぁいいか。
メタルキングの剣、二本も手に入ったからね!
最強最強〜ワハハハハヽ( ´д` )ノ
(スロットやりすぎ。)
ポートセルミに行くと、本当に船がありました。
船ってもあれですよ?
なんか豪華な船ですよ?
船員付きの、でかい船。
人件費・光熱費コミコミ。
こころが幼き頃、
パパスパパと一緒に乗せてもらっていた、あの船のようなっ!
む、もしかしたら、あの船かもしれん!
いや、もうあの船ってことにしようぜ!うん!決まり!
あの船を自由に使っていいってんです。
ルドマンパパ、はんぱねぇ・・・。
はんぱねぇ懐の温かさ・・・。
こころも、あんなおっさんになりたいです。
ポートセルミから、船で南に向かうと。
そこは、テルパドールの国。
テルパドールは、勇者の伝説を語り継ぐ国。
砂漠に囲まれた、南の国。
ひょおおおおおお〜〜〜(´-ω-`;)
(砂嵐に吹かれるイメージ)
そして、この国を治めてらっしゃるのが、女王アイシスさまです。
・・・アイシスさま・・・。
・・・アイシスさま・・・。
・・・ア・・・イシス・・・さま・・・。
砂漠の国には、もれなく女王様がついてきます(´・ω・`)
国民「女王様は、まばゆいほどの美しさ。」
国民「それに未来を知る能力もおありになるのだからな。」
・・そして、この調子・・・。
(褒 め 過 ぎ だ !)
アイシス「ようこそいらっしゃいました。私がこの国の女王、アイシスです。」
私が、全世界の帝王、こころです。
(張り合うな。)
アイシス「あなたも、伝説の勇者さまのお墓をお参りに来たのですか?」
・・・ん?
ここって、勇者の墓なんかあるんですか・・・(初耳)。
せっかくなので、墓参ろう。
地下にある勇者の墓にお参ろう。
お花持った?
お線香持った?
バケツ持った?
お供え・・・。
ん〜〜。
お供え何にしようかなぁ・・・。
勇者さまが喜びそうなもの・・・。
・・・スライム・・・とか?( ´д` )
(いやいやいや)
アイシス「あなたは、勇者さまの墓を参りにいらっしゃったとのことでしたが・・・。」
ええ。
お供え物も、このとうりばっちりです!>スラりん
アイシス「実を言うと、ここは勇者さまのお墓ではありません。」
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・あんたがお墓の話をフったんじゃん・・・
(どうしてくれよう、こいつ。)
ここは勇者をまつっているが、正式には勇者の墓ではなく。
勇者が使用した、天空のカブトをまつっているのだそうだ。
アイシス「再び伝説の勇者さまが現れるまで、このカブトを守るために・・・。」
あ〜・・・そう。
もういいよ別に・・・テンション急降下だよ・・・。
さっきまでの、こころ達のうきうきを返してくれよ・・・。
アイシス「さあ、あなたもそのカブトをかぶってみてください」
・・・・・・いやぁ、無理だと思うよ・・・。
アイシス「かぶってみてください」
ずーん!
・・・あ、頭が・・・ナマリのように重い・・・。
・・・ほ、ほらね?装備できません・・・(´-ω-`;)
アイシス「でわ戻ることにしましょう。ついてきて下さい。」
よ、よし。
でわ今のうちに、カブトを持って・・・逃げよう。
だ、だいじょぶ・・・!
ちょっと頭重いの、我慢・・・するだけ・・・だか・・ら・・・(´-ω-`;)
(死にそうじゃん。)
ついてきてとか言いながら、ダッシュじゃねぇかよ女王さま・・・。
ダッシュで庭園に戻ると、女王様はもう座っておられた。
・・・・・・・早っ!!
しかも女王様、息一つ乱されていない・・・。
女王様おそるべし。( ゚д゚ ;)
アイシス「私は少しですが、人の心を読むこともできます。」
げっ!それは大変まずい能力だ。
こころがカブトを盗もうとしてたのも、バレバレか?
アイシス「たぶん、あなたの勇者さまを強く求める心が、私を感じさせたのでしょう」
なんだ、ぜんぜんバレてないじゃん・・・ほっ。
アイシス「なぜそれほどまでに、勇者さまを求めるのか、事情を聞かせてくれますか。」
話せば長くなりますが・・・。
こころは、
32時間ほどかけて女王様にあることないこと説明した。
(長くなりすぎ。)
アイシス「まぁ!それでわ亡き父に代わって、母親を魔界から救い出すために!?」
人の母上に向かって、母親とか言うてくれるな。
言葉遣いを知らん女王だな。
アイシス「もしやその父とは、パパス王のことではっ!?」
えっ!パパスパパ知ってんの!?Σ( ̄ロ ̄lll)
アイシス「グランバニアのパパス王が、さらわれた王妃を助けるため、」
アイシス「幼子を連れ、旅に出たと・・・。」
あ、あんた・・・。
パパの知り合いだったのか・・・。
じーーーーーん(TдT)
こ、こんなところで、パパのお知り合いに出会えるなんて・・・ぐっすん(感涙)。
アイシス「旅人のうわさに聞いたことがあります。」
うわさかよっ!
(女王様おそるべし。)
|