その35。









ルドマン「ビアンカさんを選ぶとは、私が思っていたとおりの男だっ!」






だって



だってだって・・・。



アンディちゃんが・・・。











アンディちゃんが、
寝言で、「フローラフローラ」って言ってたんだもん!(>△<)
(そこか・・・。)










アンディちゃんの幸せが、こころの幸せ・・・。
(どういう存在。)













ルドマンさんが、
二人の結婚式を挙げてくれるそうです。





ビアンカを選んだのに、式の準備までしてもらっていいのですか?





ルドマン 「私はキミが気に入ったのだよ。」




んなんですとっ!

こころだって、負けないぐらいにあんたを気に入ってるよっ!




ルドマン「フローラのことなら気にせんでいい。」




うーん、つまり。
この親父は、一人娘が結婚しないで済むのを、ちょっぴり喜んでいると見た。








一方、ビアンカパパは・・・。







ダンカン「そうかそうか!ビアンカをヨメにもらってくれるのか!」
ダンカン「いやありがとう!これで私も安心だよ。」





この親父は、間違いなく長生きすると見た。











神父「汝はビアンカを妻として・・・。」
神父「健やかなる時も、病める時も、その身を共にすることを誓いますか?」






・・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・。





あ、ごめん、聞いてなかった、何だっけ?
(寝てただろ。)







神父「汝はビアンカを妻として・・・。」
神父「健やかなる時も、病める時も、その身を共にすることを誓いますか?」





は〜〜〜い( ´д` )ノ






結婚を決めたからには、潔いのである。
(寝てたけど。)









神父「でわ、誓いのクチ付けを・・・。」





あ、ごめん。それはパス。
















こうしてこころは、ビアンカと結婚したのである。
(意外な展開。)

















翌朝目を覚ますと。

こころの荷物の中に、紅白まんじゅうが入っていた(ずっしり)。



二人の結婚記念にと、ルドマンさんが町中に配ったものである。







ナイス・・・。
ナイスセンスだぜ・・・ルドマンさんっ!
(そうか?)





ああ・・・。
この身は、ビアンカの夫だが・・・。









心はあなたの義理の息子ですっ!お義父さま!(>△<)
(複雑な関係になりつつ・・・。)












愛しのお義父さんに、お別れの挨拶に向かうと。





ルドマン「後ろの宝箱のカギを開けておいたから、中の物を持って行くがよい!」




んなっ!




これは、天空の盾と、2000ゴールドっ!
(どちらに重きを置いとるか。)




ルドマン「それから、ポーとセルミにある私の船も、自由に使っていいぞ。」




んなななななっ!



いいいいいいいんですかぁーーー!?




ルドマン「ともかく私は、お前達を気に入ったのだ。」




だからっ!
こころだって、あんたを超お気に入りですってば!








両思いですからーーーーっ!ひしっ!!
(ますます複雑な関係になりつつ。)















じゃあ、あの子にもお別れの挨拶しに行くか。









うーん。
今こころが行ったら、嫌味になっちゃうかなぁ?









でも、ちゃんと会っておきたいしなぁ・・・。








アンディ「これからは頑張って、立派な人物になってみせます!」
(やっぱり・・・。)





うんうん( ´д` )





アンディ「そして、そのときこそ、フローラを・・・」










頑張れアンディちゃんー!
ママ応援してるからーーーっ!!ヽ( ´д` )ノ
(ママだったのか・・・。)












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