ところで、お義父さま。
水のリングというからには、やっぱり水に囲まれた場所にあるんでない?
ルドマン「よし!町の外に、私の船をとめておくから、自由に使うがいい。」
やった〜!
お義父さま(ルドマン)から、船をもらったぞ〜〜〜ヽ( ´д` )ノ
(すっかりムコ気取り。)
水に囲まれた場所かぁ・・・。
手がかりが少なすぎて、分かり難いのう・・・(´・ω・`)
まぁいい。
とりあえず船を出してみよう。
なんなら、水のリングは放棄して、このまま船を奪って逃げる算段です。
船さえ手に入ればこっちのもの〜〜〜。うっほ〜い!
ところがところが。
辺りは浅瀬ばっかりで、
この町から船で行けるる範囲は、とっても限られています。
船を奪って逃げるなんて、無理・無理・無理。
無理の3倍。
(はいはい。)
・・・・・・分かりやすいのう・・・(´-ω-`)
ちょっと行くと、水門がありました。
「無用の者 水門をあけるべからず。
用のある者は、ここより北東、山奥の村まで。」
・・・ね?分かりやすいでしょ?(´-ω-`)
北東にあったのは、名も無い山奥の村。
名物は温泉です。
混浴です。
よし!とりあえず入っておけ。
この村で、ビアンカに会いました。
ビアンカですよ、ビアンカ。
こころにピッコロさんを与えてくれた、年上女ですよ。
ビアンカ「やっぱり無事だったのね!」
ビアンか「それにプックルも・・・。大きくなったわね、プックル!」
この子は、プックルじゃなくて、ピッコロさんです。
次に間違ったら、絶交な。
あれから10数年・・・。
こころは、ずいぶん男前に成長しました。
ビアンカだって、それなりにそこそこ綺麗な女性に成長ました。
こんな感じに。
(変化無し!)
ビアンかは母親を亡くし、
病弱なお父さんのために、
この村の温泉が治療に良いと聞き、引っ越して来たんだそうです。
そうだったのか・・・。
病弱なパパを抱えて、大変だったんだな・・・。
ダンカン「え?何だって?パパスの息子!?」
ダンカン「どひゃー!こりゃおどろいたよ。生きとったのか!」
親父・・・。すこぶる元気そうだけど・・・。
(何がどひゃー!だ。)
かくして、10数年ぶりに再会した二人。
しかし、夜遅くまで語り合う程の、良い想い出が無いのが残念でありました。
(おい・・・。)
そして夜があけた・・・。
ダンカン「このことは、ビアンカには言ってないんだが・・・。」
・・・ん?
ダンカン「ビアンカは、本当は私の実の娘じゃないんだよ。」
ちょっと!
朝から、ヘビーな告白やめてよっ!持て余すよっ!Σ( ̄ロ ̄lll)
ダンカン「だからこそ、余計にビアンカのことが不憫でね。」
ダンカン「幸せにしてやりたいんだよ。私はこんな身体だから・・・。」
・・・・・・・・・あう・・・。
ダンカン「お前が、ビアンカと一緒にくらしてくれたら安心なんだがなぁ・・・。」
かつて・・・。
ビアンカが、こころにピッコロさんを押しつけたように・・・。
今、その父親が、
こころに、ビアンカを押しつけようとしている・・・
助けて、パパん・・・(涙)。
ビアンカ「きのう、あれから考えたんだけどね」
・・・あ?
ビアンカ「水のリングを探すの、私も手伝ってあげるわ!」
いらねぇよっ!!( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
ビアンカ「だってあなたには、幸せになってほしいもんね。いいでしょ?」
いいえ、結構・・・。
自分の幸せは、自分でなんとかしますから。
もう、私に構わないで下さい。
お願いします。
ビアンカ「あらいいの?私がいなきゃ水門を開けられないわよ。」
んなっ!!
ビアンカ「だからいいでしょ?」
じゃあ、水門だけ開けてくれりゃあいいよ・・・。
ビアンカ「私がいなきゃ、水門を開けられないわよ?」
こ、この女・・・・・・っ!
ビアンカ「うふふ。また一緒に冒険ができるわね。」
いーーやーーーーっ(叫)!
(振り回されっぱなし。)
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