その30。






ラインハットに到着したのは、夜。
そのため、お城に入れてもらえませんでした。


しかたなく宿屋に泊まって、朝を待つことに。






ちくしょー。
あとで、バカ王子に宿代請求してやる・・・。
(セコい。)













翌朝・・・。




こんにちわヘンリー君お久しぶり。
とりあえず、何も聞かずに32ゴールドお寄越しっ!(宿代。)




ヘンリー「ずいぶんお前のことを探したんだぜ。」



あ?なに?50Gもくれるの?



ヘンリー「うん、その・・・。結婚式に来てもらおうと思ってな。」



おつりいらないよね?



ヘンリー「実はオレ、結婚したんだよ。」



ふぅ〜ん。







・・・・・・・・はっ(視線)!







マリア「・・・・・・・・・・。」


こころ「・・・・・・・・・・。」






視線の先に、マリアさん発見・・・。






マリア「お久しぶりでございます♪」


こころ「おひさしぶりです♪」


マリア「・・・・・・・・・・( ´д` )」


こころ「・・・・・・・・・・( ´д` )」



マリア「・・・!(  ̄ー ̄)b」
こころ「・・・!(  ̄ー ̄)b」










ぐっじょぶっ!マリアさん!
(祝・玉の輿。)


















ヘンリー「わははは!とまぁそういうわけなんだ」










・・・こころと花嫁の間で。
ものすごいアイコンタクトが行われているだなんて、王子様は知るよしもない。













ヘンリー「結婚式には呼べなかったけど、せめて記念品を持って行ってくれよ。」



記念品?
二人の名前入りのお皿とかだったら、秒速で叩き割ることを決意。



ヘンリー「昔のオレの部屋覚えてるだろ?あそこの宝箱に入れてあるからな。」




・・・・・・・・・・。





・・・・・・・・・・。





・・・・・・・・・・お前よぉ(´-ω-`)






分かってますよ。
分かってますよ。

もう大体、分かってんですよ・・・。







宝箱を見つけた!
宝箱を開けた!
しかし中身は空っぽだったっ!





ほらね?( ´д` )





やっぱり空っぽでしょ。
バカ王子のやることなんか、お見通しなんですよ。




しかし・・・。
宝箱の底に、何か書いてある・・・。




これは、ヘンリーからのお手紙だ。











ヘンリーったら・・・。

あらたまって手紙だなんて・・・。


照れるじゃねぇかこのやろー ヽ(*´д`*)ゞ
(まんざらでもない。)












ちゃらっちゃらたりたり〜〜(効果音気分)♪










「お前に直接話すのは照れくさいから、
「ここに書き残しておく。」

「お前の親父さんのことは、
「今でも一日だって忘れたことは・・・・・・。」
















ばたんっ(閉)!
(ええええ!?Σ( ̄ロ ̄lll))


















王子に、見せ場は必要なし!
(ひでぇーー!)













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