その27。




ラインハットが平和になったので、ビスタの港に船が戻って来ました。





さっそく、船に乗り込みます。

おっちゃん「この船の行き先は西の国だっ!」




西の国、天竺か・・・(違)。

がんだーら、がんだーら〜〜♪
途中で三蔵さまに会ったらどうしよう!きゃっ(*ノωノ)
(帰ってこい。)





そうこうしているうちに、船は港に到着。




あら、案外近いのね、天竺(´・ω・`)
(違うから。)




船員「よーし全員おりたなっ!」




がががん!出発ー!!







ああっ!


あああっ!
ちょっと待ってーーーっ!





船の中の宝箱とかまだ見てないからーーーっ!

きーーっ!!地団駄ヽ(。`Д´。)ノ











着いたところは、港町ポートセルミです。





町人「この先に灯台があるが、すごい怪物がすんでいるぞ!」
町人「命が惜しかったら、灯台には近づくなよ!」





第一町人の発言がこれだぜっ!?
レベルの高い町だ。
(何の・・・。)




・・・よし。
でわ早速灯台に登ってみよう。



あわよくば、そのすごい怪物を仲間に迎えよう。



るんるんるん♪



うきうき気分で、登った灯台の上にいたのは、
見た目普通の小さいおじさんでした。





あーーーれぇーーーー?(´・ω・`)



見た目普通だけど、実はバラモスだったり?
可愛い顔して、バラモスゾンビだったり?




おじさん「おれが怪物かって!?けっ!おとといきやがれっ!」




おととい・・・。





おとといって、どう行けばいいんだ・・・?(´-ω-`)
(悩むな悩むな。)







ああ、分かった。

おじさんの近くに居る猫っぽいの!


このネコっぽいのが怪物!?




猫っぽいの「にゃ〜ん」





普通のねこやーん( ´д` )






いないじゃん、怪物なんかーーーっ!ぶぅぶぅぶぅー!










おじさんの日記。
「○月×日。今日も俺を魔物と勘違いした旅人がいた。
いったいなぜだろうか?俺の顔が怖いのか?
鏡をなながめてみるが、今日も答えはみつからない。」









いや・・・。
町の人にかつがれてんですよ。あんたも私も・・・。






とりあえず下に戻ったら、
こころがネコパンチしておいて上げますから。元気を出して。





第一町人「え?灯台に怪物なんかいなかったって?」
第一町人「なんだ、あんた本気にしたのか。冗談だよ。冗談。わっはっは・・・・・・ぁ・・?」







殺ス・・・。








第一町人「・・・・・・はっ(殺気)!!!Σ( ̄ロ ̄lll)」











しゃきーーん!













「うぎゃ!ああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。」
(消えゆく悲鳴。)












宿屋に入ると、何やらものすごい騒音。





がんがんがんがんがん!!




誰かが日曜大工でもやってんのか?




がんがんがんがんがん!!




と思ったら、いかつい二人が、老人を殴ってる!!




がんがんがんがんがん!!





・・・おーい。

その辺にしておかないと、死んじゃうよ?
殺人は、リスクが高いぞ?






老人「ひーーっ!お助けをーー!」

いかついの1「俺たちはおめえのたのみを聞いてやろうってんだぜ。」
いかついの1「だからさっさとその金をわたしな!」

老人「んな!あんたらは信用できねえだ。この金は村のみんなが、村のために・・・」



・・・んなっ!



いかつい2「強情なおとっつぁんだぜ!」



おとっつぁんって!ぷっ!!




いかつい2「ん?なんだよお前は?」



いやーん。
だって、おとっつぁんって何ですかそれ。ぷぷぷ。



いかつい2「俺たちとやろうっていうのか?」






いいえ。




私が一方的にやるんです( ´д` )









ばき(一撃)!







いかつい「けっ!覚えてやがれよっ!!」




お〜!
お前もこころのこと、一生忘れんなよ〜!( ´д` )ノ












老人「あぶねえところをありがとうごぜえました。」
老人「あんたなら信用できるだ!オラの頼みを聞いてけれ!」





ん。
その、あなたが持っているという、お金と相談ということで。
(やっぱりか・・・。)











ここからずっと南に行った、カボチ村。

その村の側に、
すごい化け物が住み着いて、畑を荒らしているらしい。

このままじゃ、村人は全員飢え死にです。



つまりこの老人は、村を代表して、
その化け物を倒してくれそうな、強い戦士を探しにきたっちゅうわけ。





老人「もちろんタダとは言わねえぞ!!」




なんと、お礼は3000ゴールド!



おおっと。村人頑張ったな。




「前金で1500ゴールドを受け取り、
残りは怪物を退治したあとってことで( ´д` )b」






こんなふうに、
手際良く話をすすめるナイスじじいに押されつつ、あれよあれよで商談成立。








化け物退治を、引き受けることになりましたとさ。

めがんてめがんて。
(ん?)











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