ムチ男「おらおら仕事の時間だぞ!さっさと行かないと、このムチが飛ぶぞ!」
ひとときの憩いの時間に、
看守のムチの音が、終わりを告げます。
うつろな表情で、作業へと出かけるドレイ達・・・。
そんなドレイ達を尻目に、
そーっと看守の後ろに回るこころ・・・。
おはよう、ひざかっくん♪( ´д` )
ムチ男「・・・・(かっくん)!!!」
(*´д`*)うふふ
ムチ男「はーん?またお前か!!」
(*´д`*)うふふ
ムチ男「なにかにつけて反抗的なやつだな!さっさと出てゆかんかっ!」
は〜い!くすくすくすヽ( ´д` )ノ
(楽しんでる・・・。)
適当に看守と戯れながら仕事場に行くと、
なんと!ドレイの女が、ムチで打たれている!
ばしん!
ばしん!
ああ!
あの子は、マリアちゃん!Σ(。・д・。)
マリアちゃんはドレイだけど兵士の妹で、おそらく美人さんで。
マリアちゃんにコネつくっとけば、きっと兵士がよきに計らってくれるだろうから。
先日コネを作っておいたばかりの、あのマリアちゃんがムチでっ!!
(なんて説明的。)
よーーしっ!!
|柱|・ω・`)ここは、ひとまず様子を見よう・・・。
(おーい。)
ムチ男「俺の足の上に石を落とすとはふてえ女だ!」
ムチ男「その根性をたたきなおしてやる!」
マリア「どうか、おゆるしください・・・。」
|柱|・ω・`)・・・・・・・・・。
ムチ男「いーやだめだ。たしかおめえはドレイになったばかりだったなぁ。」
|柱|・ω・`;)・・・ぞっ・・・・・・・。
ムチ男2「このさいだから、自分がどれいだってことを身にしみて解らせてやる。」
マリア「ひいい・・・」
|柱|・ω・`|||)・・・・ぞぞぞっ・・・。
こころが・・・。
こころが・・・。
こころが、この世の中で嫌いな物ベスト3のうち、
2つまで教えて上げようか?
((C)三蔵さま)
変態と椎茸じゃーっ!!ヽ(。`Д´。)ノ
きっしょい!
きっしょい!
きっしょい!
わっしょい!わっしょい!わっしょい!ヽ( ´▽`)ノ
やめんかこの変態がーーーーっ!!!!
ヘンリー「俺はもう我慢できないぞ!」
なにーーーっ!
こころもお前に我慢できねぇわーーー!!
どけやーーーっ!!!
(何故・・・。)
うっかり看守をのしてしまい、
牢屋に入れられるハメになりました。
ヘンリー「いや〜まいったな。」
ほんとほんと、まいったな。
ヘンリー「しかし、ムチで打たれるよりマシかな。わっはっはっ!」
そうだな!
わっはっはっ!
わっはっはっはっはっはっはっは!
うるせーーッ!!
(何故・・・。)
ヘンリーと遊んでたら、誰か来ました。
あっ。
さっきの兵士と、マリアちゃんだ。
マリア「先ほどは助けていただいて、本当にありがとうございました。」
兵士「妹のマリアを助けてくれたそうで、本当に感謝している。私は兄のヨシュアだ。」
いやいや、ヘンリーしばくついでですから( ´д` )
ヨシュア「前まえから、思っていたのだが、お前たちはどうも他のドレイとはちがう。」
ヨシュア「生きた目をしている!」
目?(´・ω・`)←これ?
ヨシュア「そのお前たちを見込んで、頼みがあるのだ。」
点目?(´・ω・`)←これ?
ヨシュア
「この神殿が完成すれば、秘密を守るために、ドレイたちを皆殺しにするかも知れないのだ。」
なにっ!( ̄□ ̄;)
ヨシュア「そうなれば当然、妹のマリアまでが!」
・・・・・・。
ヨシュア「お願いだ!妹のマリアを連れて逃げてくれ!」
やれやれ。
このアニキ、自分の妹のことしか考えてねぇぜ?
ナイスっ!!(  ̄ー ̄)b
(え・・・。)
ヨシュア「お前が昔、さらわれて来た時の荷物やお金も、後ろのタルに入れておいた。」
なんと、
殺すつもりのドレイなのにっ!?
何その無駄な親切!Σ( ̄ロ ̄lll)
ヨシュア「この水牢は、ドレイの死体を流す場所で・・・。」
ヨシュア「浮かべてあるタルは、死体を入れるために使うものだ。」
え・・・。
ヨシュア「気味が悪いかもしれんが、そのタルに入っていれば・・・。」
いや〜〜〜〜〜ん(怖((((( ゚д゚ ;)
ヨシュア「たぶん、生きたまま出られるだろう。」
たぶん!?( ̄д ̄;)
たぶんって、たぶんって何?
ちょ、ちょっと、兄ちゃん待って・・・待ってぇえええ〜〜!!
ヨシュアは、タルに三人をつめこんだっ!!
そしてヨシュアは、タルを流れに押し出した!
どんぶらっこっこ、どんぶらこっこ・・・。
ひゅーーーーうっ!
え・・・。
ひゅう・・・・・・・?(´・ω・`)
いま、ひゅうって・・・。
ひゅうって・・・ぇぇぇぇぇぇえええええ!
えええええええええええ!?
ガケぇぇーーっ!?( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
先に言えよ、そういうことわーーーっ(泣)!!
(ぎゃーーー(泣)!)