その15。









あれ?
王様〜。父ちゃん知りません?





ラインハット王
「パパスには、わが長男ヘンリーのお守りをしてもらうことにした。」
「そなたもヘンリーの友達になってやってくれい。頼むぞよ。」




さっき、こっぴどく断られましたが・・・
(よみがえる怒り。)










も〜。
父ちゃんったら、結局お守り引き受けちゃったんだなぁ。


まったく、人がいいんだから。ぶちぶち。


あっ!パパいたっ!




パパス「父さんは、ヘンリー王子のおもりを頼まれたのだ。」




聞きましたよ!同情されてましたよっ!




パパス「本当は王子の側にいたのだが、まいったことに、嫌われてしまったらしい。」




なに!嫌われたーーーっ!?

うちのパパスパパを嫌うなんて許せんっ!!
むきーーーーっ!!ヽ(。`Д´。)ノ
(ファザコン。)




パパス「だがお前なら、子供どうし友達になれるかも知れん。」
パパス「頑張ってみてくれぬか?」




よっしゃまかせろ!
いざとなれば、ピッコロけしかけて言うこときかせちゃる!



あの馬鹿息子!
死なない程度に噛んでやれっ!!


ピッコロ「にゃあっ!(`・ω・´)」








パパス「よろしく頼んだぞ!」




おう!頼まれた!!にゃあっ!










こころ「にゃーーー!!(`・△・´)ノ」



ヘンリー「なんだ、またお前か?やっぱり子分になりたくて戻ってきたのか?」




違う!私はあなたの友達になりたいのだ!!
(心に訴えかける作戦。)




ヘンリー「じゃあ、あっちへ行けよ!さようならだっ!」









・・・失敗。
(いい作戦だと思ったのに・・・。)















ヘンリー「そんなに言うなら俺の子分にしてやろう。」




|柱|・ω・`)えーー。




ヘンリー「となりの部屋の宝箱に子分のしるしがあるから、それを取ってこい!」
ヘンリー「そうしたらお前を子分と認めるぞ。」




|柱|・ω・`)え〜〜〜〜?





さっき、それ開けてみたけど、中は空っぽだったよ?(ちゃっかり。)




ヘンリー「取って来い!」




も〜。
しょうがねぇな〜。





かちゃっ(開)!

ほら、やっぱり空じゃーん!






・・・って、あれ?王子は?








宝箱を確認して部屋に戻ってみれば、さっきまでいたハズの王子がいません。











パパス「え?ヘンリー王子がいなくなったって?」





そうみたいなの。

ちょっと一緒に来てくれない?




ヘンリー「あ!パパス!お前は部屋に入るなと言っておいたはずだぞ!」




いるじゃんっ!なんでっ!?( ̄△ ̄;)




パパス「夢でも見たな。王子はちゃんといたではないか・・・。」












うちの父ちゃんは。
わけが解らなくなると、なんでもかんでも夢オチにしたがる傾向があります。











ヘンリー「なに?宝箱は空っぽだったって?そんなはずはないぞ!」
ヘンリー「子分になりたければ、もう一度よく調べてみな!」







・・・・・・・・。







・・・・・・・・。







やれやれ・・・。
(耐えたっ!)






そして、
宝箱を開けてみたら、また空っぽ。

戻って見たら、またヘンリーはいない。








あー。もういいよー。

帰ろうよ、パパーーーーっ!
(キレたっ!)











・・・くん!くんくんくん!







くんくんくんくんっ!






あった!ここだっ!!







ちゃらりらり〜ん♪








隠し階段発見!!
(えっ!)











なんとなく勘で、隠し階段を見つけました( ´д` )
(えーーーーっ!?)











ヘンリー「なんだもう階段を見つけてしまったのか。ふん!つまらないヤツだな。」





じゃあ、そろそろいいかな?





ヘンリー「しかし子分のしるしは見つからなかっただろう。子分にはしてやれないな。」





そろそろ殴ってもいいかな?( ´д` )









こころが、愛のムチ(ギガデイン)を発射しようとした瞬間。




もっさい武闘家風情の二人組が現れた!







もっさいの「ヘンリー王子だな!?」


ヘンリー「なんだお前らは!?」


もっさいの「悪いが、一緒に来てもらうぜっ!そらよっ!」


がすっ!


ヘンリー「うぐっ!」


もっさいの「おい!もたもたしてねえで、早く王子をイカダへ!」






わっせ!わっせ!運べ!運べ!



































|柱|・ω・`)・・・・・・わっせわっせわっせ・・・。
(隠れてないでっ!!)












パパー!
パパへんたい!

いや、パパたいへん!




王子が拉致られたみたいなのーー!










パパス「なっ!なんとしたことだ!」
パパス「とにかく王子を助け出さないとっ!ついてこい!」


















ああ、待ってー!
父ちゃん待ってーーー!




その前にセーブーーーー!!!
(冷静。)











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