あれ?
王様〜。父ちゃん知りません?
ラインハット王
「パパスには、わが長男ヘンリーのお守りをしてもらうことにした。」
「そなたもヘンリーの友達になってやってくれい。頼むぞよ。」
さっき、こっぴどく断られましたが・・・
(よみがえる怒り。)
も〜。
父ちゃんったら、結局お守り引き受けちゃったんだなぁ。
まったく、人がいいんだから。ぶちぶち。
あっ!パパいたっ!
パパス「父さんは、ヘンリー王子のおもりを頼まれたのだ。」
聞きましたよ!同情されてましたよっ!
パパス「本当は王子の側にいたのだが、まいったことに、嫌われてしまったらしい。」
なに!嫌われたーーーっ!?
うちのパパスパパを嫌うなんて許せんっ!!
むきーーーーっ!!ヽ(。`Д´。)ノ
(ファザコン。)
パパス「だがお前なら、子供どうし友達になれるかも知れん。」
パパス「頑張ってみてくれぬか?」
よっしゃまかせろ!
いざとなれば、ピッコロけしかけて言うこときかせちゃる!
あの馬鹿息子!
死なない程度に噛んでやれっ!!
ピッコロ「にゃあっ!(`・ω・´)」
パパス「よろしく頼んだぞ!」
おう!頼まれた!!にゃあっ!
こころ「にゃーーー!!(`・△・´)ノ」
ヘンリー「なんだ、またお前か?やっぱり子分になりたくて戻ってきたのか?」
違う!私はあなたの友達になりたいのだ!!
(心に訴えかける作戦。)
ヘンリー「じゃあ、あっちへ行けよ!さようならだっ!」
・・・失敗。
(いい作戦だと思ったのに・・・。)
ヘンリー「そんなに言うなら俺の子分にしてやろう。」
|柱|・ω・`)えーー。
ヘンリー「となりの部屋の宝箱に子分のしるしがあるから、それを取ってこい!」
ヘンリー「そうしたらお前を子分と認めるぞ。」
|柱|・ω・`)え〜〜〜〜?
さっき、それ開けてみたけど、中は空っぽだったよ?(ちゃっかり。)
ヘンリー「取って来い!」
も〜。
しょうがねぇな〜。
かちゃっ(開)!
ほら、やっぱり空じゃーん!
・・・って、あれ?王子は?
宝箱を確認して部屋に戻ってみれば、さっきまでいたハズの王子がいません。
パパス「え?ヘンリー王子がいなくなったって?」
そうみたいなの。
ちょっと一緒に来てくれない?
ヘンリー「あ!パパス!お前は部屋に入るなと言っておいたはずだぞ!」
いるじゃんっ!なんでっ!?( ̄△ ̄;)
パパス「夢でも見たな。王子はちゃんといたではないか・・・。」
うちの父ちゃんは。
わけが解らなくなると、なんでもかんでも夢オチにしたがる傾向があります。
ヘンリー「なに?宝箱は空っぽだったって?そんなはずはないぞ!」
ヘンリー「子分になりたければ、もう一度よく調べてみな!」
・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
やれやれ・・・。
(耐えたっ!)
そして、
宝箱を開けてみたら、また空っぽ。
戻って見たら、またヘンリーはいない。
あー。もういいよー。
帰ろうよ、パパーーーーっ!
(キレたっ!)
・・・くん!くんくんくん!
くんくんくんくんっ!
あった!ここだっ!!
ちゃらりらり〜ん♪
隠し階段発見!!
(えっ!)
なんとなく勘で、隠し階段を見つけました( ´д` )
(えーーーーっ!?)
ヘンリー「なんだもう階段を見つけてしまったのか。ふん!つまらないヤツだな。」
じゃあ、そろそろいいかな?
ヘンリー「しかし子分のしるしは見つからなかっただろう。子分にはしてやれないな。」
そろそろ殴ってもいいかな?( ´д` )
こころが、愛のムチ(ギガデイン)を発射しようとした瞬間。
もっさい武闘家風情の二人組が現れた!
もっさいの「ヘンリー王子だな!?」
ヘンリー「なんだお前らは!?」
もっさいの「悪いが、一緒に来てもらうぜっ!そらよっ!」
がすっ!
ヘンリー「うぐっ!」
もっさいの「おい!もたもたしてねえで、早く王子をイカダへ!」
わっせ!わっせ!運べ!運べ!
|柱|・ω・`)・・・・・・わっせわっせわっせ・・・。
(隠れてないでっ!!)
パパー!
パパへんたい!
いや、パパたいへん!
王子が拉致られたみたいなのーー!
パパス「なっ!なんとしたことだ!」
パパス「とにかく王子を助け出さないとっ!ついてこい!」
ああ、待ってー!
父ちゃん待ってーーー!
その前にセーブーーーー!!!
(冷静。)
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