ラインハットのお城に到着しました。
とりあえず、王様に会いに行きます。
呼び出されたワケを、聞かねばならぬ。
ラインハット王
「パパスとやら。そなたのウデをみこんで、ちと頼みがあるのだが・・・。ごほん・・・。」
まったく。
王様という人種は、頼みごとが好きねぇ〜。やれやれだ。
ラインハット
「パパス、もう少し側に!みなのものはさがってよいぞ!」
ほえっ!?
パパス「そんなところに立っていても退屈だろう。」
パパス「よい機会だから、お城の中を見せてもらいなさい。」
え〜〜!内緒話かよ〜〜!
感じ悪いぞ父ちゃ〜ん( ̄д ̄)ぶぅぶぅぶぅ
どうやら、
子供に聞かせられない大人の話みたいなので。
ピッコロと二人で、お城を見学することにしました。
ラインハット城は、とっても頑丈そうです。
だから、屋上で見張りしてる兵士も、呑気なもんです。
兵士1「ああ、屋上はあったかくて気持ちいいいなぁ・・・こっくりこっくり・・・。」
よーし、ピッコロ!
血が出ない程度に噛んで起こしてやりなさい!
ピッコロ「にゃーーん!(≧w≦)」
(にゃーん?)
お城は広いな、大きいな〜。
兵士2「王様が内緒話とは、いったいどんな用を頼むつもりだろうか?」
兵士2「もしかして、ヘンリー王子の根性を、叩き直してくれとか・・・?」
ヘンリー王子?(´・ω・`)
大臣「まったく。ヘンリー王子のわんぱくぶりには、呆れてしまうのう」
大臣「あんな性格で次の国王がつとまるのか、不安でならんわい・・・。」
次の国王?(´・ω・`)
兵士3「次の王様は、ヘンリー様かデール様か?」
兵士3「まあ、よほどのことが無いかぎり、第一王子のヘンリー様だろうな。」
デールさま?(´・ω・`)
兵士4「みなどうかしているぞ。王様がまだお元気だと言うのに、次の国王の話など」
・・・・・・・(´・ω・`)
はっは〜ん。
これはなんだか、権力争いの 予 感 ♪
(しかも、がっちり巻き込まれそうな予感。)
もうちょっと話を聞いて整理して回ろう。
兵士5「坊やの父さんは、サンタローズ村の人だよね。」
はい、そうです( ´д` )
上から読んでもパパスパパ、下から読んでもパパスパパでお馴染みの・・・。
兵士5「はて?前にどこかの城で見かけたような気がするが」
はぁあああああああ!?
何言ってんのぉ(大声)!?
兵士5「・・・!Σ( ̄ロ ̄;)」
今度外で迂闊にそんなこと言ってみろ・・・。
爆弾岩連れて来るよ?大量に( ´д` )
(にっこり笑って目が本気(再)。)
兵士5「き、気のせいかな・・・?」
そうだ、気のせいだ。
こうして、
今日も親子の秘密を人知れずまもる、こころでありました・・・(健気)。
(何かが間違ってます。)
話を総合してみると。
ヘンリー王子は、ちょっぴり嫌われている様子。
子供1「人がカエルきらいなのを知ってて、背中にカエルを入れるんだよ。ひどいよなあ。」
ね?ひどいでしょ?
子供2「あらあなた。ヘンリー様の遊び相手として呼ばれた子?」
子供2「大変ねぇ・・・同情するわ。」
ね?同情されたでしょ?
ヘンリー王子は、小さい時にお母上をなくし、王様は新しい王妃さまをもらいました。
新しい王妃との間に出来た子供が、デール王子です。
新しい王妃が、
本当の子供であるデール王子ばかり可愛がるのも当然っちゃ当然だし。
それに対して、ヘンリー王子がひねくれちゃうのも当然です。
さーて。
こういう時にはどうするかっ!?
どっちに転んでも良いように、
両方ともにコネを作って置くのです。( ´д` )
(じょーしき、じょーしき。)
王妃「なんじゃそなたは?」
はい、王妃様。
デール王子と、コネを作りにやって参りました。ぺっこり。
王妃「わが子デールにあいさつに来たのですか?おほほほほ。」
おほほほほほほ( ´д` )
王妃「そなたは小さいくせになかなか目先がきくと見える。」
王妃「兄のヘンリーより、このデールの方がよほど次の王にふさわしいと・・・。」
王妃「そう思ったのですね。おほほほほ。」
おほほほほほほ( ´д` )
・・・・・・・・。
ねぇねぇデール君。
お前の母ちゃん、ちょっとノイローゼ入ってるよな(´・ω・`)
デール「ぼく、王様なんかになりたくないよぉ・・・。」
え?そうなの?
じゃ、代わりにピッコロがなってもいい?
(なんでじゃ。)
さぁ〜ってと。
第一王子のヘンリー君にも、会っておかなくちゃ!
こころ「こーにゃにゃちわっ!( ´д` )」
ヘンリー「だれだお前は?あっ!わかったぞ!」
ヘンリー「親父に呼ばれて城にきた、パパスとかいうヤツの息子だろう!」
ほほ〜。
なかなか鋭いな。
こいつ、ただの馬鹿じゃないと見た!
ヘンリー「俺はこの国の王子。王様の次に偉いんだ。俺の子分にしてやろうか?」
わーい望むところだ〜!子分なる〜ヽ( ´д` )ノ
ヘンリー「わはははははっ。」
ヘンリー「誰がお前みたいな弱そうなヤツを子分にするか!帰れ帰れ!」
めっ・・・・・・!
メガンテメガンテパルプンテ・・・っ!!
(落ち着け自分!)
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