その12。









氷の館へ向けて、体力を回復しようと、宿屋に泊まった。

・・・はずなのに、
朝起きたら、何故か自分ちだった。




あら?

あらあら?




パパス「ずいぶんうなされていたが、悪い夢でも見たか?」



へ・・・?夢・・・?



パパス「なに?妖精の国が大変だと?わっはっは寝ぼけているな」




・・・・・・・・・あれ?(´・ω・`)








夢だったの?


な〜んだ、そっか、夢オチか〜( ´д` )










ベラ「あなたのお父さん強そうね。」










ヒィィィィイイイイイ======Σ(`□´ノ)ノ









ベラ「本当ならこういう人にチカラを借りたかったわ。」









や、やっぱり夢じゃなかった・・・。





しかも監視付いてた・・・。












サンチョ「おや坊ちゃん、なんだかうかない顔をしていますね。」



あ・・・。
やっぱ解ります・・・?



サンチョ「退屈でしょうが、お父上の邪魔をしてはいけませんよ。」




うううん。違うのサンチョ。

退屈じゃなさ過ぎて、うかないの・・・。ふるふるふる(((´・ω・`;)


















氷の館にやって来た。






氷の館は、床が凍っているので滑ります。



わ〜いなにこれぇ?
つるつるすべるよ〜?

スケートみたい〜〜〜!いやっほ〜!ヽ( ´д` )ノ




なんて遊んでいたら、うっかり落とし穴です。
一生ここから出られません。






ちょっぴり考えながら進んで行くと、
館の屋上に、それらしき子供発見。




ザイル「なんだお前は!?このザイル様に何の用だ?」




こころ様だー!
自分を「様付け」で呼ぶ人間は、大抵ザコキャラだーー!
(おい。)




ザイル「あ!さては、ポワンに頼まれて、フルートを取り戻しに来たんだな!?」



まぁ、そんなとこ。



ザイル
「ポワンは、じいちゃんを村から追い出した、憎いヤツだ!」
「フルートが欲しければ、力ずくで奪ってみろ!」










ばきっ(殴)!

おふっ!







ザイル「く、くそ・・・。お前なかなか強いな・・・。」




まぁな!( ̄∇ ̄) ハッハッハッ





ザイル「え?じいちゃんを追い出したのはポワンじゃないって?」




そうそう、代替わりって言葉解るかな?




ザイル「でも雪の女王様が・・・」



雪の女王?(´・ω・`)






ひゅるるるる〜〜〜〜(冷気)!!




うおっ!なんか出た!





雪の女王「くくくくく・・・」




おばちゃん出た!





雪の女王
「くくくく、とんだジャマが入ったこと・・・」





わぁ・・・。
悪そうな笑い・・・。




雪の女王
「やはり、子供をたぶらかしてと言う私の考えは、甘かったようですね。」
「今度は私が相手です。さあいらっしゃい!」





さあいらっしゃい!って・・・。


そんな風に戦闘に誘われてもなぁ・・・・・・。
















ばきっ(激殴)!!

どぅふ!!













雪の女王「ググググ・・・!ああ体が熱い・・!ぐはあっ!」






もー。
そんなオーバーな!( ´д` )







ぱりーん!







砕けたっ!!Σ(゚д゚)








ご・・・。
ごめん・・・おばちゃん・・・
(なんでそんなに強いの?)











ザイル「なんだ、雪の女王様って悪い怪物だったんだ!」



なんだじゃねぇよ!!



ザイル「オレ騙されてたみたいだなぁ・・・。」



そうそう。
それが事の発端だからさ。



ザイル「うわーっまずい!じいちゃんにしかられるぞ!帰らなくっちゃ!」



・・・ちょっ!待て!まだ説教は終わってない!



ザイル「あ、そうだ!春風のフルートならそこの宝箱に入ってるはずだぜ!」
ザイル「忘れずに持って行けよ。」





忘れるかーーっ!!

バカにすんなーー!!





ザイル「じゃあなっ!」









ぴきっぴきぴきっ(  ̄ー ̄;)
(あ・・・。)









ベラ「それにしても、ごめんなさいの一言もないのかしら。」







まったくだ!
よし!しばきにいこう!(えっ?)







ベラ「あのね?私は早くフルートをポワンさまに届けてあげたいんだけど?」







・・・・・・・・。







ベラ「ちょっと聞いてる?」











聞いてない(怒)!!



きゃーー



















ドワーフじいちゃん「おかげでザイルも自分のあやまちに気が付いたようじゃ。」





・・・・・・ああん(怒)!?




ドワーフじいちゃん「・・・っ!!( ̄△ ̄;)」









ザイル「俺を騙すとは、ふてえヤツだったなぁ・・・。」





見〜〜ぃつけた!ふふふふ






ザイル「それにしてもおめえはなかなか強かったな!」
「またいつか勝負しようぜっ。そのときは負けないからな!」







またいつかと言わず、
今すぐ勝負してやるぁああ、がきゃ〜〜ぁぁああああ!!















ギ ガ デ イ ン !!ヽ(`Д´)ノ


(えええええ〜〜〜〜〜!?)





























そして洞窟内に静寂が戻る・・・。




























ドワーフじいちゃん。
「お、おかげでザイルも、自分のあやまちに気がついたようじゃ・・・。」
「あ、あ、ありがとうございました。」



おう!いいってことよ!
じいちゃんは、孫の教育しっかりなっ!じゃっ!!( ̄∇ ̄)ノ










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