がんばれ、がんばれ、み・ん・な!
ファイト、ファイト、み・ん・な!!
打倒!ナジミの塔の老人!!
解ってるか、お前たち!
ナジミの塔の老人はなぁ、
あのカンダタより強い、パコダとかいう泥棒を倒した程の、強敵だぞ!?
そんなレベルで、勝てると思ってんのかぁ〜〜ヽ(`Д´)ノ
(「あの」を入れる位置が微妙に間違ってます・・・。)
いや・・・。
本来ならば、ゲームの流れから考えると、
無理にレベルを上げなくても、なんとかなるはずなんです。
でもね。
こころは、ほれ、なんていうの?
攻撃と回復以外の呪文?
戦いでサブ的に使う呪文って言うの?
あれ、使わない人なのです。
(使えない人なんです。)
スカラ?ルカニ?ニフラム・・・??
何それ、美味しい?
食べたこと無いから知らない(★´ー`★)
だから、攻略本などに載っている、
所謂「予定到達レベル」のままボスに挑むと、毎回ボッコボコにやられます。
きっと、このままナジミの塔の老人に戦いを挑めば、コテンパンにやられること確実。
というわけで、
ちっくりちっくりスライムなど倒しながら、レベルを上げているわけだ。
そんな面倒なことするなら、呪文を覚えた方が早いんじゃないですか?
こころ的には、そっちの方が3倍面倒ですが・・・?(´・ω・`)
(やれやれ・・・。)
それに、こう見えて
意外とコツコツレベル上げるタイプなんです、ワタクシ。
そんなこんなで。
レベルを上げ続けること、数日。
気付けば、レベル8。
・・・ちょ、ちょっとやりすぎたかな・・・。
さてさて、やって来ました、ナジミの塔。
いざ!ナジミの塔!
びば!ナジミの塔!
何階建てだ?この塔は。
そんなことは、もうどうでも良くってよ。
だって、もうこの大陸の魔物で、
ご一行様にかなう奴は、いやしないのだから。
(・・・レベル上げすぎ・・・。)
目標は、老人ただ一人!!
あ、もちろん、途中途中の宝箱は、一つ残らずゲットして歩きます。
そして・・・。
着いた着いた、最上階!!!
そして、そこには・・・。
いたいたっ!!最強老人!!
老人「うっつら、うっつら・・・ZZZZZZZ・・・」
・・・あれ?寝てますね、じいちゃん・・・。
でも、油断は禁物だ。
寝てると見せかけて、
きっとドラゴンかなんかに変身するんだ!
そうだ。
きっとそうに違いない。
慎重に話しかけてみよう。ぴっ!(←慎重にボタンを押す音。)
老人「おっ!!寝ておったわい!!おやおや、お前さんは!」
・・・あれ?
なんかフレンドリーですね、じいちゃん・・・。
老人「わしは、お前さんに、このカギを渡す夢を、ずっと見ておった」
・・・おやおや・・・?
老人「どうじゃ、このカギを受け取ってくれるかのう?」
・・・はっ!!!( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
これは、きっと罠だ!!
そうやって、油断させておいて、カギを受け取った瞬間。
ドラゴンかなんかに変身するんだ!!
きっと、そうに違いない・・・。
慎重にカギを受け取ろう。ぴっ!(←慎重。)
老人「・・・じゃぁ、わしは、また眠るとしよう・・・」
・・・えっ?
・・・終わり?
バトル無いの!?
打倒老人目指して・・・。
今までがんばって来たのに・・・。
くそ〜〜っ!
騙されたぁああああ!!!ヽ(`Д´)ノ
(いや・・・。ただの勘違いだから・・・。)
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