その6。







じいちゃんからもらった魔法のたまを使い、
旅の扉を開けることに成功した、ご一行さま。



新しい大陸の「ロマリア」という国に、ご到着。


早速、王様に会いに行きます。




ロマリアの王様
「カンダタに金の冠を盗まれてしもうた・・・」










・・・ぴくっ!Σ(゚д゚)








なにっ!カンダタですってっ!?
( ̄□ ̄;)!!!!!!!!









おお・・・。
待ってたぞ、カンダタ、このヤロぉ〜〜〜!!!
(反応し過ぎ。)







王様は、さらに続けます・・・。






ロマリア王様
「カンダタから、金の冠を取り返して来たら、そなたを、真の勇者と認めよう・・・」









・・・いやいや、そんな・・・。






あなたに認めてもらわなくても、全然平気です。









なんて、本気で思ったけど。

カンダタには会いたいから、
王様の言う事を、聞いてあげることにする。






カンダタがやっと現れる気配に、
ちょっと、間違った方向へ行っちゃってる、こころ。

それはまるで、昔の恋人に会いに行くかのような、甘酸っぱい気分。
(・・・バカです・・・)









とりあえず、北にあるという、「ガザーブの村」へと向かうことにする。



すると・・・。
途中で、「すごろく場」見つけました。

あいや〜懐かしい!!





さっそくやってみる、こころ。





・・・ゴールしちゃいました(。-_-。)ポッ











すごろくの景品、はがねの剣と、500G(←メイン)をもらって、るんるん気分で、ガザーブに向かう、こころ。





ガザーブ住民A
「西へ行くとシャンパーニの塔。北へ行くとノアニール。」



・・・ふぅ〜ん・・・。



ガザーブ住民B「どこかに、村人、全員が眠らされた村があるんだって」
ガザーブ住民C「信じられないよねぇ〜〜??」



・・・ふぅ〜ん・・・。



えっとぉ・・・。
こころは、この村に、何しにやって来たんだっけ??



さっきのすごろく寄り道で、ちょっと目的を見失ってる、こころ。

あんまり、住民の話も、聞く気が無い。





ガザーブ住民D
「昔はここの道具屋にも、どくばりが売っていたのさ」








・・・ぴくっΣ(゚д゚)!!
(あ、反応した)









どくばり・・・( ̄□ ̄;)!!!!!!!!








それは・・・あれか?






上手くツボをつけば、どんな敵でも、即死させられる・・・。
即死は無理でも、とりあえず、必ず1Pはダメージを与えられる・・・。






まさに。
はぐれメタルを倒すためだけにあるような、武器












それが、どくばりっ!!!!























早速、夜を待って、道具屋に忍び込み・・・。

寝ている主人を横目に、たからばこをあさる、勇者ご一行さま






もう、勇者なのか、どろぼうなのか、解りゃしません・・・。













どくばりをゲットし、用済みと化した街を後に。
さらに北にあるという、ノアニールに向かう、ご一行様。






魔物が強くて、
到着した頃には、結構満身創痍な、ご一行様。






しかし、
この村の、おかしな様子に気付く。


まず、何がおかしいかって、
流れているバックミュージックが、ちょっと違う!

なんだか、もの哀しげ・・・。






淋しいから、住民に声かけてみる、こころ。






ノアニール住民A「ぐぅぐぅ・・・」
ノアニール住民B「ぐぅぐぅ・・・」
ノアニール住民C「ぐぅぐぅ・・・」




・・・って、みんな、寝てるし・・・。





そこで、ふと、思い出される会話。









ガザーブ住民B「どこかに、村人、全員が眠らされた村があるんだって」
ガザーブ住民C「信じられないよねぇ〜〜??」














・・・って、ここかよ!!( ̄□ ̄;)!!!!!!!!




どこかにって・・・。

どこかにって・・・。





めちゃめちゃご近所の村やんか!!( ̄□ ̄;)!!!!!!!!






あんの、ボケ住民たちめ・・・。




眠っている村人のことは、さて置き。

すっとこどっこいな、ガザーブ住民達に、つっこみを入れるために、
もう一度、来た道を戻ってやろうかと思いました・・・。






でも、気を取り直して。



眠っている住民達を、横目に。


いや、むしろ。
住民達が眠っているのを、良い事に・・・。

民家の宝を、あさりまくる、勇者ご一行様







もう、勇者なのか、どろぼうなのか、解りゃしません・・・。













っていうか、これは・・・。

火事場どろぼうです。










・・・これから、こいつらのこと「ゆうしゃ盗賊団」と、呼んでやろう・・・。