その49。





主の死と共に、豪快に崩れさるゾーマの城。





迷子になってる場合ではないです。
さっさと脱出を。







と、その時。

*「空の上の方で、何かが閉じた音がした。」










・・・ん?空の上!?Σ( ´д` )











そういやぁ、僕らって。
空の上の世界から、落ちて来たんだよね。






そんで。
その辺が閉まったってことは、アレだね。












元の世界に戻る道が塞がれたってことだよね。














まぁまぁ、ここは一つ落ち着いて。


ルーラ(移動呪文)があるじゃん、ルーラが。






さ。
勇者出番だよ。ルーラだよ( ´д` )













・・・・・・あれ?











勇者「た、大変です!こころさん!」

こころ「なんだ、どうした。」

勇者「ルーラで移動出来る場所リストが減ってますっ!!」

こころ「んなんだって!?( ̄△ ̄;)」

勇者「元いた世界の地名が、全部消滅しています!」

こころ「バカやろー!お前の目は節穴かっ!」
こころ「もっとちゃんと確認しやがれ!このヘボ勇者めがっ!!」

勇者「んなっ( ゚д゚ ;) オレがヘボになったのは、誰のせいですかっ!」

こころ「私だよっ!!」








・・・ここへ来て。



勇者の名前は、「こころ」で無かったことが発覚。
(そうだったのか・・・。)












大変です。
帰れなくなりました。






だめもとで、
おかしなキャラでおなじみの、精霊ルビス様に助けを求めましたが。




「またいつかお会いしましょう」
・・・なんて、すっとんきょうな伝言が聞けただけでした。




あの方は、一体なんのためにこの世界に存在しているのでしょうか・・・。
最大の謎です。














ああ・・・。
まさかこんなことになるなんて・・・。



自分の意思で、無茶な冒険に出た勇者はいいとしよう。
なんせ、こいつのパパは、「勇者バカ一代」の称号を持つ、オルテガさんです。


しかし。
巻き添えを食らう形となった、カツ・レツ・キッカが可哀想すぎるぢゃないか・・・。


これじゃあ、申し訳無さ過ぎる。



きっと、彼らにも家族がいるはず・・・。


おお。
家族と言えば、勇者ママもいるじゃん・・・。





確か、最後はケンカ別れで。
「アレフガルドに永住します」って置手紙残して来たんだっけ。
(ドラクエ日記 その42参照。)






まさか本当に永住することになろうとわっ(>_<)






これはきっと。
息子に逆ギレた、
ママんのお仕置きに違いない。
(え、違うだろ・・・。)










すげぇ!ママん最強じゃん!
(だから違うって・・・。)
















がっくり落ち込む勇者ご一行を余所目に。


アレフガルドの人々は大はしゃぎです。

それもそのはず。
これまで、昼間でもどんより暗かった世界に、光が入りこんだのですから。





それもこれも。


大魔王ゾーマさんを倒してくれた、勇者ご一行サマの、お・か・げっ!!





その功績に感激と感謝の涙を浮かべ、
勇者一行を出迎える、アレフガルドのみなさん。



そしてみなさんの歓迎を
また別の意味で泣きじゃくりながら受ける、勇者一行・・・(不憫)。









一番盛りあがっているのが王様です。

まるで、自分が指示してゾーマを倒させたみたいなはしゃぎっぷりに、デコピンしたくなるほどにはムカっ腹。






王様(浮かれぽんち)。
「そなたに勇者の証、ロトの称号を与えよう!!」









ロト・・・。
なんだよいきなり。


どっから出てきたんだよ、それ。







王様(浮かれぽんち)。
「そなたらは、勇者ロトとして、人々に語り継がれて行くであろう!!」








・・・・・・・・・・・。









・・・・・・・・物凄く取ってつけたっぽいぞ。










なんて核心をついた素朴な疑問を、勇者一行が口にしたところで。
誰も聞いちゃいません。




なんせ国を上げてのお祭り騒ぎ。
夜通し、祝いの宴は続いたのであります・・・。



そして、
祝いの宴が終わった時、一行の姿はどこにもなかったと言う・・・。


(そして伝説へ・・・。ちゃ〜ちゃらっちゃっちゃっちゃ・・・(例の音楽)♪)











































(あれ?終わりじゃないの・・・?)











































祝いの宴が終わる頃。
人知れず姿を消した、勇者ご一行サマ。
(・・・えっ?あれ?あれ?)



それもそのはず。


勇者一行は、
こっそりちゃっかりうっかり、

ラーミアを迎えによこしていたのです。
(・・・ええっ!?)








だってほれ。
あいつ、不死鳥じゃん??







こころ「ラーミアご苦労!」

ラーミア「一時はどうなることかと思いましたよ、こころさん。」

こころ「ほんと、やれやれだ。」

ラーミア「自分、こころさん以外に友達いないんすから・・・。」

こころ「え?あの変な双子がいるじゃん。」

ラーミア「ええ!あれ友達じゃないっすよ!第一、会話になんないっす。」

こころ「んだね、あれが友達たったら、疲れる。」

ラーミア「そうっすよ!こころさんいなきゃ、一人ぼっちっすよ自分。」

こころ「しかも不死鳥だから、未来永劫、半永久的に一人ぼっちな。」

ラーミア「ほんと、勘弁してくれって感じっすよ〜。」

こころ「ま、それもアリかな?とか思ったけどね。」

ラーミア「も〜、こころさん。冗談キツイっすよ〜。」













げはははははは!!
(頭悪そうな笑い。)












こうして、
ラーミアの背に乗り、アレフガルドを後にする、勇者ご一行さま。













目的?

もちろん、
世界征服です。
とりあえずはアリアハンの王様を、討つべしっ!!

(・・・げっ・・・。)



















そして伝説が始まった・・・。
















こころのドラクエ3日記 ver.GBC・・・。

















to be not continued ドラクエ1と2・・・。

















あ!しまった。
遊び人「いず子」で登場させるって言ってたの、すっかり忘れてるじゃん!

おおっと、こうしちゃいられない・・・。
それいけルイーダの酒場ぁ〜〜!!

(え?え?また出直すの?)

あ!こころのドラクエ日記、続くよっ!
(まじっ!?( ̄△ ̄;))





*注:文中に極一部、平気な顔してフィクションが紛れ込んでいます( ´д` )
(何を今更・・・。)