アッサラームの近くの洞窟に入ってみた。
もちろん、狙うはお宝です。
くんくんくん・・・。
(とうぞくの鼻を使ってるレツ)
あと2個お宝の匂いがするっ!!
よし!
探せ〜〜〜っ!!
こんな具合に。
お宝に目の色変えながら。
お宝探しに、ついつい洞窟の奥深くへと入ってしまいました。
そしたら、変な人間発見。
なんだ?
この小さいおっちゃんは・・・。
とりあえず、ロールプレイングゲームの鉄則にのっとり、小さいおっちゃんに話かけてみる。
小さいおっちゃん
「なんだ!あんたたちは!!早く出ていきなされっ!!!」
いやいや、こちらこそ。
お前になんか用は無い・・・。
なのに・・・。
なのに・・・。
まだ何にも言って無いのに・・・。
出ていけとは、なんだ!出ていけとは〜〜〜〜っ!!!ヽ(`Д´)ノギー
まったく、失礼極まりない小さいおっちゃんを無視して。
とっととお宝だけ頂戴して、ぷんすかぷんすかと洞窟を後にする・・・。
(相変らず、泥棒。)
勇者ご一行サマ、ちょっとしょぼくれつつ・・・。
(実は傷つき易い僕ら。)
次に向かうのは、ポルトガって国です。
ポルトガの王様が、船を持ってるという噂を聞きつけたからであります。
王様付きの兵士が言います。
「こんな小さな国だが、王様は立派な方だ!そそうの無いようにっ!!」
なんと!!
立派な王様なのかっ!!
きっと、物分りの良い、素敵な王様に違いない!!
そんな話の解る、素敵なポルトガの王様に。
そそうの無いように、
「王様ぁ〜お船貸してぇ〜〜〜ん♪」と、ちょっとオネダリモードで話しかけてみる。
ポルトガ王様
「わしは、くろこしょうが欲しいのじゃ!東の国にはくろこしょうが売っている!こしょうを買ってきてくれたら、船を貸してやろうじゃないか」
はい?
くろこしょうって、あれですか?
先ほど、町の人達が噂してた、すんごい高価な・・・ってあれですか?
それを?
あなたが食べたいために?
わざわざ東へ行って、買って来いと??
コイツ・・・。
全然、立派な王様じゃないじゃんか・・・。
このワガママっぷりはなんだ!!
国家権力を振りかざす、イヤな奴じゃないかっヾ(`ε´)ノ
こちとら、勇者なのっ!!
みんなのために、戦ってんのっ!!
船くらい、気前良く貸せ、コノヤロ〜〜〜〜!!!
・・・ここに来て、
少々、旅のストレスが溜まり始めた勇者ご一行サマ。
王様付きの兵士
「東の国へ行って、命を落した者も多い。気を付けることだな」
なんと!!
しかも、命がけですかっ!?( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
こしょう食べたいがために。
国民の命を危険にさらす。
良いのか、こんな奴で・・・。>ポルトガのみなさん。
ポルトガといい、ロマリアといい・・・。
こんな、アホな王様の元で暮らす、可哀相な国民に比べたら。
旅のストレスくらいなんだ・・・。
(勇者、ちょっぴり復活。)
魔王のことは置いといて、
まず、この王様を、退治しないとイケナイのでは!?
・・・と、勇者としては、本気でポルトガのみなさんを心配してみましたが。
こんな王様を、「立派なお方」呼ばわりしているということは。
国民も国民なので、放っておくことにします。
さらに、王様と大臣に話を聞くと。
東の国へ行くには。
アッサラームの近くの洞窟にある、「抜け道」を通るしかない。
抜け道は、洞窟に住む、ノルドしか知らない。
がっ!!!
このノルドは偏屈なので、なかなか教えてくれない。
でも!!!
この偏屈なノルドと、ポルトガの王様は、お友達なので。
王様の手紙見せれば、通してくれるだろう・・・。
たらららったら〜ん。
勇者ご一行は、「王様の手紙」を手に入れたっ!!
待て待て・・・。
ちょっと待て・・・。
知らない内に、どんどん話を進めやがってからに。
(だってこれ、ゲームですから。)
ところで。
その、偏屈なノルドってのは。
もしかして、先ほど洞窟の奥で会った。
あの、感じの悪い小さいおっちゃんのことですか?
なんだよ。
あの、感じの悪い小さいおっちゃん。
王様なんかと知り合いなワケ??
ちょっと、スゴイじゃん・・・。
感じ悪いクセに。
(・・・根に持ってんな・・・)
それにしても、何故二人はお友達なの?
どういう接点があるわけ・・・??
はっ!!
解ったっ!!!
変人繋がりですねっ!?
(結構、済んだこと、根に持つタイプなんです・・・)
どうせ、わったしは、さそり座の女ぁ〜〜♪(うそ。)
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