なんちゃってハングル講座(≧w≦)




This is a pen.2
ハングル文字を読んでみよっ(パッチム編)






前回の続編で書いてみたら・・・何故か、話が文字の説明へ、ぶっ飛んでしまったので。
こんなサブタイトル付けて見ました(。-_-。)ポッ

読む前に、「
ハングルを読もっ!」の方をご覧いただくのを、オススメします。
読まれた方も、適当に復習希望で・・・。













さて、おさらい。

ハングルで This is a pen は、 「イゴスン ペン イムニダ

〜イムニダ〜です)」の使い方を勉強するついでに、

チョヌン 〜イムニダ」・・・「私は〜です」までやりました。




さてさて!

ここで、勘の良い方なら、変だなぁ〜〜〜と思われるところですが。



助詞の「〜は

私は・・・の場合は、「チョヌン」で、これは・・・の場合は、「イゴスン

なんで違うの?
それとも、助詞は「」なの??

なんて疑問が生まれてきます。




では、もう一度、ハングル表記で表してみましょう。


  
これは 〜 です。(3文字目が助詞)




私は 〜 です。(2文字目が助詞)





お気づきでしょうか?

(ウン)と(ヌン)で、助詞自体が違うのです。



二つとも意味は、まったく同じ「〜は」の助詞です。


*例えば日本語の「〜は」と「〜が」では、微妙に意味が違いますが、
この場合の「〜ウン」と「〜ヌン」は、まったく同じ。

何故こんなことになるのかというと、助詞の前に来る単語によって助詞が変化するからです。




例えば英語だと。

This is a pen の時、単数を表す「a」が付きますが。

penを appleのように、母音から始まる単語に変えると、

This is an apple と、単数を表すのが「an」に変化しますよね。



これと同じ理屈です。




ハングル文字の仕組み・読み方について、この前、さらっとやりましたが。

一文字ずつ子音母音が組み合わさって出来ています。


それにさらに加わるのが、「パッチム」と呼ばれるものです。


よく解らんので、とりあえず、例。

コリアンに一番多い苗字の、金(キム)さん。
ハングル文字で書くと、こうなります。





日本語だと、「キ・ム」と二文字必要なのですが、ハングルでは、一文字で表します。


Kの子音と、Iの母音と。

下にくっついているのが、パッチムのM

パッチムは、子音と同じ記号を使います。
(種類はいろいろと・・・。)






以前にやった、カムサハムニダの「カムサ」。



カムには、パッチムありますが。
には、ありません。




パッチムとは、
日本語で言うところの、拗音とか促音、長音・・・
そういう付属的な発音を、表す文字(記号)とでも思ってください。



要するに、母音と子音以外に、もう一個くっついて来てる、子音。
なかなか面倒くさいが、便利なやつです。


このパッチムのおかげで、
ハングルの文字数と、発音数は更に広がります。


「世界どの言語でも文字に表すことが出来る」と言われているのは、パッチムがあるからなんですね。


でも、パッチムが理解できずに、ハングルを諦めました・・・って言う人、たくさんいるから(笑)



かなり厄介モノ。


ちょっと話が文字の方へ行ってしまいましたが・・・。

パッチムを覚えようってんじゃなくて、
「パッチムなんてのもあるのか〜〜」くらいに思っていただければ、それで(*´д`*)




そんなこんなを踏まえた上で。


イゴスン〜イムニダ(これは〜です)」と、
チョヌン〜イムニダ(私は〜です)」を、
もう一度見比べてみましょう。
(さあ、ダッシュで、マウスを動かして、上へスクロ〜〜ルだ。)











解った??









正解は、パッチム有り無しの差です。


助詞「〜は」の前にくる単語の最後に、パッチムがあるか、ないか。

それによって、(ウン)と(ヌン)を使い分けます。



(チョ)には、パッチム無いので、(ヌン)を使います。



のように、最後パッチムで終わる単語の場合は、(ウン)を使います。








☆ちょっと難しくなっちゃうけど、ついでに説明しちゃえ・・・。


混乱したら、
理解しようとせずに、忘れちゃってください。





の最後のパッチムは、「S」の子音と同じですね。
発音を、ローマ字表記すると、「Igos」

これの後に、(ウン)を付けますね。
すると??
どうでしょう???「Igos」+「un」で??「igosun(イゴスン)」と、読むことが出来るわけです。

英語も同じようなのあるでしょ??

Good afternoon! ってのを、「ぐっどあふたぬ〜ん」って、読まずに、「グダフタヌ〜ン」ちっくに、続けて読む。
それと同じ原理です。


なぜ、混乱するのを承知で説明してるかと言うと。



先生ぇぇええええ〜〜〜!!
助詞は、「ウン」なのに、なんで「スン」って読むんですかぁあああああああ???









という・・・

知的好奇心旺盛な生徒たちの声が、聞こえた気がしたから。


(意欲的な生徒さんが多くて、先生、まぢ嬉しいよ。)


こころさんって、優しいよねぇ〜〜〜って、言ってくれてもええよ?( ´д` )










This is a penを習ったら、次はThat is a door だろう。
(・・・どうなんでしょうか・・・)



もちろん日本語と同じで、ハングルにも

これ」「あれ」「それ」と、指示代名詞がそれぞれ存在します。




ではここで、そんな彼らを紹介しちゃいましょう♪♪





イゴッ」さん、「チョゴッ」さん、「クゴッ」さんです!






←いごっさん (これ)




←ちょごっさん (あれ)





←くごっさん (それ)




まぁまぁ、そう照れるな、照れるな・・・(*´д`*)うふふ
(・・・何キャラなんだろう・・・誰か、止めてあげて・・・。)



いごっさん、ちょごっさん、くごっさん、
いずれも最後パッチムの(S)で終わってますので。


あれは〜です。」「それは〜です。」の文章を作る場合、助詞はいずれも、が使われます。






そんでもって、
さん付けには、何の意味もありません。
(・・・知ってるよ・・・)








では、いくつか文章を作ってみましょう(≧w≦)




あれは〜〜です


チョゴスン セ イムニダ
あれは 鳥 です

チョゴスン ケ イムニダ
あれは 犬 です

チョゴスン タル イムニダ
あれは 月 です
(この場合、パッチムのせいで音が変化するので、
実際発音する場合は、チョゴスン タリムニダ となります。
混乱しそうだけど、せっかく勉強したから、ねっ。)

チョゴスン ソ イムニダ
あれは 牛 です








それは〜〜です

クゴスン カウィ イムニダ
それは はさみ です

クゴスン チョンイ イムニダ
それは 紙 です

クゴスン チェク イムニダ
それは 本 です
(実際発音するときは、クゴスン チェギムニダ になります) 

クゴスン チウゲ イムニダ
それは 消しゴム です








・・・何故、文房具シリーズ・・・






さぁ?(´〜`;)














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