なんちゃってハングル講座(≧w≦)





年上の呼び方。
〜お兄さんお姉さんに喜んでもらうために〜






男言葉と女言葉。
ハングルには、それほど多く存在しません。

例えば基本的な一人称である、「」や「チョ」は男女共通の単語です。
日本なら、女性は自分のことを「」とはまず言わない。

ああ。
ネット上では多々いらっしゃいますけどね。>女の俺さん。
何かのキャラになりきっておられる方とかね。>女の俺さん。

反対に、男性で自分のこと「アタシ」と言う人も少ない。

ああ。
これもネット上には、多く生息してらっしゃいますけどね。>男のアタシさん。
代表選手に、ネカマさん達ね。>男のアタシさん。






それはそれとして・・・。






ハングルですが。
こと、「呼称」に関しては、多くの男言葉と女言葉が存在します。


くっきりぱっきりすっきり別れます。
(十六茶っぽさを狙ったみたが、単語三つで断念。)






今回は、年上の呼び方についてです(≧w≦)







 







● 自分が男性の場合 ●




ではまず、男言葉から。

男の人は、目上の女性を「ヌナ」と呼びます。







ちょっと使ってみましょう。

例)
・モモコヌナ
・リンゴヌナ
・ナルミヌナ

(吉本興業・・・。)


なんだか。
自分の本当の兄や姉でも無いのに、「兄さん」「姉さん」って呼ぶのって・・・。

芸人の世界と、ものすごくカブるよね( ´д` )


リンゴ姉さん・モモコ姉さん・なるみ姉さん・・・。







目上の男性のことは「ヒョン」と呼びます。







例)
オスギヒョン
・ピーコヒョン

(うわ・・・( ̄△ ̄;))




・・・ん?なんか間違ってる?
(微妙・・・。)








 








● 自分が女性の場合。 ●



女言葉は、まったく違って来ます。

女性は、目上の女性を「オンニ」と呼びます。








例)
キョウコオンニ
ミカオンニ
(・・・二人合わせて叶姉妹。)




つまり、美香さんは恭子さんのこと「オンニ」と呼べば正解なわけですよ( ´д` )
(なるほど。)






目上の男性のことは「オッパ」と呼びます。







例)
・カンタオッパ 
・ヘソンオッパ 
・エンディ
オッパ 
(全員韓国の歌手、しかもアイドル系。)




・・・ご、ごめんなさい・・・。

若ぶって、SHINHWAのエンディを、オッパ呼ばわりしてしまいました( ゚д゚ ;)
(無理すんな・・・。)





韓国では、身近な人々に対してだけじゃなく。
ブラウン管の中の芸能人に対しても、「オッパ」や「ヌナ」と言った呼称を使います。


自分の、本当の兄ちゃんや姉ちゃんのことも、「オッパ」「ヌナ」と呼ぶわけですから。
タレントのことを「オッパ」「ヌナ」と呼ぶことによって、より親近感も沸きますよね。

若いファンの女子達が、「オッパ〜〜〜〜!!」と叫びつつ、好きなタレントや歌手に、タックルかます現象が増えており。
こういう女の子の追っかけを、全部ひっくるめて「オッパ部隊」と呼ぶそうです。














なんか最強って感じが・・・。>オッパ部隊。










一旦整理。


お姉さん お兄さん
男言葉 ヌナ ヒョン
女言葉 オンニ オッパ








 







さて、「オンニ」や「オッパ」と言った呼称を使うのに問題になってくるのは。
相手の年齢です。


自分より一歳でも年上ならば、しっかり年上扱いしないと、場合によっちゃエライ目に合う儒教社会。
その中で、相手が自分より年上であるか否かを、いかにして探るか!?

・・・なんてことも問題ですが、それよりもちょっとデリケートなのが。



どこまでが「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」に含まれるか!?ってことです。







20歳から40歳までの女性を。
年齢順に一列に並べてみたとしよう。
そこに、まだまだ社交辞令なんて言葉を知らないお年頃な、お子様を連れてきたとしよう。

20歳の人から順番に、「お姉ちゃん」と呼ばせていくことにしよう。







はたして子供は、女性が何歳になった時点で、「おばちゃん」と呼び変えるのでしょうか・・・はう(TдT)
(泣くな泣くな・・・。)












そんな時のために、
「おじさん」「おばさん」の呼び方も覚えておくことにしよう。
(それってどんな時?なんて聞かない方向で。)



こちらは、男女共通言葉です。

おじさんのことは、「アジョシ」と言います。





おばさんのことは、「アジュンマ」と言います。





厳密に言うと、「アジュンマ」と言うのは俗語で、
本当は「アジュモニ」と言うのが正しい言葉なんだそうです。

でも、こっちのがよく使うから、「アジュンマ」で。




「ヌナ/オンニ」「ヒョン/オッパ」は、
自分の本当の姉妹・兄弟に対しても同じように使いますが、
アジョシ・アジュンマは、自分の叔父や叔母への呼称と、多くは異なります。
(呼ぶ場合もあるらしいけど。)


親戚の名称を説明し出すと、キリが無いほど多いので、また別の機会に。




*もっと年上の方を呼ぶ場合。(これも男女共通。)
ハラボジ」=おじいちゃん。
ハルモニ」=おばあちゃん。





 





この前、お知り合いの男性から、
「これから僕のことは、オッパと呼んでくれ!」なんて、いともおかしなご要望があったので。

「嫌ですが?」と半疑問系ながらも、きっぱりお断りしたところ、
「何故?」とよせばいいのに聞かれてしまったので、

「だって、どっちかと言うとアジョシでしょ( ´д` )」ってにっこり答えて上げれば、
なんだかとってもショックなご様子でした。
(酷いや・・・。)





「オッパ」に哀愁を感じる中高年・・・。


いつしか、「アジョシ」「アジョシ」としか呼んでもらえない年齢になって。
付き合っていた頃は、「オッパ」と呼んでくれていた妻でさえ、もう呼んではくれない・・・。
そんな自分のことを、優しく「オッパ」と呼んでくれる女性がいたら、そりゃもう可愛くてしょうがないんだってさ〜。

だから、飲み屋の女の子の「オッパ攻撃」には、弱いんだってよ!
(誰からコメント取ったんですか、こころさん・・・。)






なんのことは無い・・・。
女性だって、可愛い年下男子に「ヌナ」と呼ばれたら、嬉しいのだから。

可愛い限定にしたいのは、男女共通の心理でありましょうが。


例えば、タッキーあたりに、
「ヌナ♪( ´д` )」って上目遣いに呼ばれたりした日にゃあ・・・。




いとも簡単に、
毎月の携帯電話の通話料ぐらいは払って上げることでしょう。
(・・・おい。)








その他の呼称で一番一般的なのは、
名前の後ろに「(氏)」を付ける呼び方です。







これは日本語で言うところの「〜さん」と言ったニュアンス。



例)
ハン・ソッキュ
ソン・ガンホ
ウォン・ビン

(俳優繋がり。)



「シ」を使う場合は、フルネームの後ろか、名前の後ろに付けて下さい。

のように、苗字の後ろに付けると、失礼にあたる場合があるので使わない方がよさげ。



仕事の相手とか、とりあえず知り合ったばかりの時は、「シ(氏)」を使いながら。


徐々に仲良くなるにつれ、「ヒョン/オッパ」「ヌナ/オンニ」に切り替えていくのも一興。









因みに、年下や同い年はどう呼ぶか?

普通に呼び捨てにしたり、「〜シ」を使ったり。

女性に対しては名前の後ろに「〜ヤン(嬢)」を、
男性には「〜グン(君)」をつける呼び方もあり。
(年上に対しては使いません。)












それにしても、
若い女の子を、「くん付け」で呼ぶのって、なんともヲタくさくて良いよね( ´д` )
(身内にいたら、全身全霊を持って説得して止めさせるけども。)



「選手」をつけて呼ぶと、更にレベルアップ!ぐっ!

(何のレベルだろう・・・。)
















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