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ピクミン・・・。 引っこ抜くと、 私の後ろを付いてきます。 私が右へ行くと、ピクミンも右へ。 私が左へ進むと、ピクミンも左へ。 私が草むらに入ると、ピクミンも草むらに。 私が山へ芝刈りに行くと、ピクミンは川に洗濯へ。 (行きません。) 逃げても 逃げても 逃げても、付いて来ます。 いつでも至近距離で控えています。 振り返れば奴がいます。 その上、私をずっと見つめているのです。 どんなに目線を外そうとしても、 ピクミンは、私から全く目を離しません。 熱視線です。見つめまくりです。 あ・・・。 もしかして、ここ照れるところ?(。-_-。)ポッ (違います。) ピクミンの視線は、 「命令して、命令して。ねぇねぇ、命令して」 ・・・と、訴えかける光線・・・いわばレーザービーム。 私からはぐれてしまったピクミンは。 途端にやる気を失くし、 色も、赤から肉色に変化します。 頭の葉っぱも、光を亡くしてしまいます。 目もうつろです。 体育座りで一点を見つめる、その姿。 哀愁漂う、その背中・・・。 <イメージ画> そんなピクミンを、笛で呼んであげると。 一気に元気を取り戻します。 そしてまた、 嬉しそうに私の後ろを付いて来るのです。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・。 ピクミンったら・・・。 そ、そんなに、こころのことが好きなのか・・・(。-_-。)ゞ ピクミンは、私のために。 荷物を運んでくれます。 重いモノでも、 「ヨッショ、ヨッショ、ンショ、ンショ!」 と、一生懸命運んでくれます。 私の前に立ちふさがる壁を見つけたら。 「エイッ!エイッ!エイッ!エイッ!!!」 と、頭の葉っぱをガンガン壁にぶつけながら。 壁を壊そうとしてくれます。 いや、壊れないんだけどさ。 ちょ・・・!ちょっとピクミン! そんなことしなくていいからッ( ̄□ ̄;) 私は、ピクミンを必死で止めます。 私が止めなければピクミンは、 脳震盪を起こし倒れるまで、頭を壁に打ち続けるのです。 「エイッ!エイッ!エイッ!エイッ!!!」 がん!がん!がん!がん!! 「エイッ!エイッ!エイッ!エイッ!!!」 がん!がん!がん!がん!! 「エイッ!エイッ!エイッ!エイッ!!!」 がん!がん!がん!がん!! 「きゅぅ・・・・・・」 きゅ、きゅうっ!? ピクミン〜〜。 私のために、無茶はやめて〜〜〜!! 今日もピクミンは、 ぞろぞろぞろぞろ付いて来ます。 あ、しまった。 うっかり川に入ってしまった。 ぴちっ!ぴちっ!ぴちっ!ぴちっ! ピクミン溺れてるッ( ̄□ ̄;)!!!!!!!! 赤ピクミンは泳げないのです。 ぴちっ!ぴちっ!ぴちっ!ぴちっ! 溺れるピクミンが、 必死で岸に這い上がろうともがいている効果音!! さささ最悪( ̄□ ̄;)!!!!!!!! 作った人の顔が見たい! そしてお友達にっ! (え・・・。) ピクミンンーーー!! 泳げないなら、付いて来ないでぇーーー!! ・・・それでも、ピクミンは付いて来ます。(え〜〜ん) 敵に出くわした時は、大変です。 この星の生物は、ピクミンを食べるのです。 可愛いピクミンを、むっしゃむっしゃむしゃ・・・。 お、恐ろしッ( ゚д゚ ;) (ぶるぶるぶるぶる) そんな敵を倒す方法は、ただ一つ。 ピクミンを投げつけて、敵を襲わせるのです。 あう・・・。 でも投げつけるのは可哀相・・・。 投げつけたところを、パクっ!とかされたら立ち直れません。 それでも倒さないと、 ピクミンが荷物を運んでいるところを、狙って来るのです。 そうなると、ピクミンは食べられ放題です。 全滅です。 ・・・悪魔のような連中です。 そんな悪魔に、 ピクミンが食べられると解っていながらも、 自分の命惜しさに、カワイイピクミンを投げつける・・・。 さしずめ私は、エンマ大王です。 ピクミンーーー!! ごめんねーーーーーっ!!(>△<) それでもピクミンは・・・付いて来ます・・・。 (ううう・・・(泣)っ) ピクミンは夜になると、自分のお家に帰ります。 夜は敵も増えて危険なので、空飛ぶお家(オニヨン)に避難しておかねばなりません。 しかし、 私とはぐれてしまったピクミンは、やる気を失くしたままです。 私が誘導して上げないと、 自力でお家に帰ることは出来ません。 日没が近づいて。 必死で! 泣く想いで!! 絶叫しながら!!! ・・・ピクミンを探しますが、どうしても見つからない一匹。 ピクミン!何処にいるのーーー! 早く出てらっしゃいーーー!!( ̄□ ̄;) 日没になると、 私もロケットの中に、強制収容されてしまいます。 ああ〜〜!! まだ一匹見つかっていないのにぃーーー!! ピクミン〜〜〜!何処なの〜〜〜〜!! しかし無情にも日没はやってきて。 無情にも強制収容。 その後で・・・。 取り残されたピクミンが、飛び立つロケットを追いかけて来ます。 (以下・イメージ会話) 「待ってぇ〜〜!こころさん待ってぇ〜〜〜〜!!」 「ぴ、ピクミ〜〜〜ん!!」 「こころさ〜〜〜〜ん!あうっ!」 「ぴ、ピクミン!!( ̄□ ̄;)」 転倒するピクミン。 そんなピクミンに襲い掛かる敵・・・。 食べられるピクミン・・・・・・・。 うわーーーー! ビグミ゛ーン゛!ごめ゛ーーん゛(鼻水)!!! それでも・・・っ、ピクミンは・・・っ、 つ、ついてっ・・・きます・・・っ。(ぐすっ) 可哀相すぎて、 ぜんぜん進まねぇよ・・・。 このゲーム・・・無理・・・。 |