んもーー!
危うく食べられるところだった!!
ビアンカ「も〜。ソースでべたべたよー。」
目を覚ませ!
これはソースじゃない!味の素だっ!!
(え〜〜〜。)
くっそーー!
親分、ゆるさでおくべきかっ!!
お前なんか、
マヨネーズかけて食ってやる!!
(誰かー!マヨラーのモンスターがーっ!)
親分「たすけてくれー。この城からは出て行くから。」
・・・・・・・・。
親分「許してくれるだろ?な?な?」
しょうがないな〜。
今回だけだぞ?こいつめ!( ´д` )σ)`3´)ぷに
(敵には寛大。)
親分「へっへっへ、あんた立派な大人になるぜ。」
こうして呪いの言葉を残し、
おやびんは何処かへ消えたのであります。
(別に呪でわないです。)
ようやくレヌール城にも、
静かで、穏やかな日々が戻ります。
エリック「ありがとう、心から礼を言うぞ。」
ソフィア「あなたたちのおかげで、ゆっくり眠れそうです。」
エリック「でわ行こうかお前。」
ソフィア「はい、あなた。」
成仏!( * ̄ - ̄)ノ
いちゃこらいちゃこら成仏して行く二人を見ながら・・・。
こころは何かを思い出していた・・・。
それはまさに、デ ジ ャ ヴ ・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
史上最強のバカップルに、出くわしました。
エリック君とオリビアちゃんです。
二人は、幸せな恋人同士でした。
けれど、エリック君は無実の罪で捕らえられ。
そのまま帰らぬ人となりました。
オリビアちゃんは、エリック君を追って、海に身を投げました。
・・・・ここまでなら、良いのです。美しいのです。
しかし。
オリビアちゃんは、困ったことに成仏せず。
身を投げた岬で、船が行くのを邪魔するようになったのです。
・・・大迷惑です。
さっさと、成仏しろってもんです。
前代未聞のバカップルぶりです。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・はっ!!!!
おおう・・・。
今のは、ドラクエ3の勇者だった頃の記憶!
前世の記憶!(え〜?(´・ω・`))
心のメモ帳に、刻み込んでおこう。
「エリック」という名前には、要注意・・・っと。
こうして、
エリック王とソフィア王妃さまは、安らかな眠りに就きました。
すると、二人のお墓の上に、きらりと光るものが。
ビアンカ「あら何かしら?キレイな宝玉ね。」
そうなの?どれどれ?
ビアンカ「きっとお礼よ、もらって行きましょう!」
お前・・・。
本当に勝手な奴だな。
なんだその都合の良すぎる解釈は・・・。
ゴールドオーブをゲットした!
こころがねっ!!!
(どっちが勝手かってそりゃ・・・。)
レヌールのお化けを退治したというウワサは、その夜のうちにひろまった。
・・・そして夜があけた。
て〜れてれっれってって〜ん(効果音)♪
子供「しかたねぇな・・・。」
子供「お前らもがんばったし、この子ネコはあげるよ!」
ビアンカ「よかったわね、ネコさん。」
・・・いや、だから、絶対ネコじゃないから・・・。
さっき「ベビーパンサー」っていう魔物倒したじゃん?
ビアンカも一緒にいたでしょ?
思い出した?
どう見てもそれだろうが!!
お前の目はふしあなかっ!
目を覚ませっ!!
ビアンカ「この子に、名前をつけましょうよ!!」
お〜!いいよっ!つけるつける!
こころ、名前つけるの大好きさ〜〜(*´д`*)うふふ
ビアンカ「ボロンゴってどうかしら?」
こころ「う〜ん。いやです。」
ビアンカ「プックルってどうかしら?」
こころ「それも、いやです。」
ビアンカ「アンドレってどうかしら?」
こころ「いや・・・。」
ビアンカ「チロルは?」
こころ「いや。」
ビアンカ「リンクスなら?」
こころ「いや。」
ビアンカ「じゃあゲレゲレで。」
こころ「いやだー。」
ビアンカ「モモ。」
こころ「やだ。」
ビアンカ「ソロ!」
こころ「いや!」
ビアンカ「ビビンバっ!!」
こころ「いやっ!!」
ビアンカ「ギコギコーー!!!ヽ(`Д´)ノ」
こころ「いやーーっ!!!ヽ(`Д´)ノ」
ぜぇぜぇぜぇ・・・・・・・・。
(二人とも落ち着きましょう。)
ビアンカ「もう!ちゃんとえらんでよ。」
・・・は、はい・・・。
ビアンカ「ボロンゴってどうかしら?」
こころ「いやん。」
ビアンカ「アンドレってどうかしら?」
いや〜〜〜〜!
全部いや〜〜!!
こころが、自分でつけたいの〜〜っ!!!
ヽ(。`Д´。)ノぶうぶうぶうぶう!!
ビアンカ「モモってどうかしら?」(←無視。)
自分でつけられないなら、何でもいいもん・・・。
ビアンカ「本当にモモでいいの?」
・・・・・・・。
・・・・・・・。
やっぱりイヤーーー!!ヽ(`Д´)ノ
ビアンカ「もう!ちゃんとえらんでよ。」
・・・は、はい・・・。
ビアンカ「ボロンゴってどうかしら??」
いや〜〜〜〜〜ぁ!!!!
・・・永遠に続く・・・。
(一生終われない。)