王者の剣の素材となる、貴重なオリハルコン。
何故かそれを、普通にに持ってる勇者ご一行様。
さすがです。
さすがプロの泥棒です。
いつのまにか
大事なアイテムは、ちゃっかりゲットしてるなんて、スゴイぜっ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
(つまり、そんなものも忘れるくらい、冒険をさぼってたってことで。)
マイラの村人達の話によると。
道具屋さんは、元ジパングの刀鍛冶で。
使い物にならないモノも、とりあえず買いとって、
使えるように細工して、売りに出すらしいので。
とりあえず、
オリハルコンを、道具屋に売りに行くことに。
すると、22500Gで買いとってくれました。
お〜〜〜。
さすが、幻の素材。
結構な値段で売れるのね。
また、どこかに落ちてたら拾うとしよう。
そして、次に道具屋を訪ねた時には。
王者の剣が売られてたっ!
35000Gでっ!!
ほぉ・・・。
22500Gで売ったオリハルコンを、35000Gで買い取る・・・。
なんだか、猛烈に損した気分デス。
まぁ・・・。
あの魔王でさえ、それを壊すのに、何日も何ヶ月もかかったっていう、幻の王者の剣だからなぁ。
それを作ってもらう手間賃と思えば、しょうがないか。
いや。
っていうか・・・。
そんなもんを、
1日かそこらで作っちゃう、この道具屋って一体・・・。
はっ!
さては、お前、魔王だなっ!?
ええい魔王めっ!叩っ斬ってやるっ!!!
(勇者一行、ご乱心・・・。)
王者の剣を手に入れたご一行さまが、
次にやってきたのは、ルビスの塔。
入ってイキナリ、電流の走る床に捕まる。
・・・ちょっと!
こういうのは、先に言っておいてよ!びびったじゃん!!
(先に言っちゃうと、罠の意味がありません。)
とりあえず。
宝を探してうろうろしていたら。
いかついオッサンに出会う。
おっさん「回転する床は、よく考えてから渡らないといけない。」
・・・ふむ。
おっさん「ただがむしゃらに進むだけでは、真の勇者とは言えないぞ!」
・・・どきっ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
も、も、もしかして、
さっき、電流の床に捕まったこと言ってますか?
そ、そ、それとも、
未だに、ミミックと宝箱の区別が付かずに、片っ端から開けちゃうところですか?
・・・いずれにしても、真の勇者とは言えないらしい・・・。
ま、いいか、泥棒だし(*´д`*)
(なんてアドバイスし甲斐の無い・・・。)
しかし・・・。
この塔って、あったから入って来たものの
ここで、何すればいいのかにゃ?
さ迷ってたら、
いかにも物知ってそうな、おじいちゃんに出会う。
こころ「こ〜にゃにゃちはっ!」
あのぉ、
ここって、何するところですかねぇ?
とりあえず入って来たものの、ここで何すればいいか解らなくて困ってんですよ〜。
おじいちゃん「妖精の笛を、持っているのなら、この塔の5階に行きなさい。」
え〜っと、妖精の笛、妖精の笛・・・。
あ、持ってま〜す(*´д`*)
(いつのまに・・・。)
いつ何処でゲットしたのか、さ〜〜っぱり。┐(*゚∇゚*)┌テヘ♪
どうやら、こころさん。
金になりそうな貴重なアイテムは、無意識のうちに入手しているらしい・・・。
そうして
じいちゃんの遺言どおり、5階へ向かうことに。
(遺言?)
途中、まんまと回転する床とやらに捕まり、何度か塔から落下いたしましたが。
まるで、何事も無かったかのように、
おすまし顔で、5階に到着しました。
すると、5階には、
何やら高貴な雰囲気漂う像が・・・。
はっは〜ん。
これの前で、笛を吹けばいいのだね?
すると、この像の封印が解かれて、
精霊ルビス様が、復活するって寸法だね?
もうパターンは解ってるって、OKOK!
ぴろろろろろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・あれ?
おかしいな、何も起きないぞ・・・。
ぴろろろろ〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪(←もう一回吹いてみる)
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・あれあれ?なんでぇ???
あ、しまった。
やまびこの笛と間違えて吹いてた・・・。
((素)でやっちまった。)
・・・え、えへっ(。-_-。)ゞ
勇者一行は、
気を取りなおして妖精の笛を吹いた!!
ぴろろろろろ〜〜〜〜〜ん♪
すると、像が光りにつつまれ!
精霊ルビスが復活!!
ルビス「私は精霊ルビス!このアレフガルドを作ったものです。」
お〜〜〜!待ってましたぁ〜〜!!ヽ(*`▽´*)ノやんややんや
ルビス「ああ、まるで夢のよう!」
・・・わぁ、変なキャラ・・・。
ルビス「よくぞ、封印を解いてくれました。」
いえいえ、どういたしました。
ルビス「お礼に、幸せになるお守りを上げましょう」
・・・それ、高値で売れますか?
ルビス「私は精霊ルビス!この世に幸せが訪れることを祈ってます!」
・・・はぁ、そりゃどうも・・・。
ルビス「どうか魔王を倒してください!」
きららら〜〜〜〜〜ん。
そして、ルビス様は消えてしまわれた・・・。
うわぁ〜。
かあっこいぃ〜〜ヽ( ̄▽ ̄*)
あ〜なんか、いいなぁ。
かっこいいなぁ、アレ・・・。
使ってみたいなぁ、アレ・・・。
私は、高齢こころっ!!
勇者窃盗団を指揮するモノですっ!!!
(それかよ・・・。)
むふっ(≧w≦)
あ!しまった!
ってか、ルビス様!
ちょちょちょっと待ったって!
あなた、アレフガルド作ったんでしょ!?
そんなスゴイ人なんでしょ〜〜!?
なんで、あなた戦わないのっ!?
あなた戦う方が、絶対早いってぇ〜!!
自分で魔王倒せよ〜〜〜〜!!
(なんて、ごもっともな意見・・・。)
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