その44。






王者の剣の素材となる、貴重なオリハルコン

何故かそれを、普通にに持ってる勇者ご一行様。



さすがです。
さすがプロの泥棒です。




いつのまにか
大事なアイテムは、ちゃっかりゲットしてるなんて、スゴイぜっ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
(つまり、そんなものも忘れるくらい、冒険をさぼってたってことで。)







マイラの村人達の話によると。
道具屋さんは、元ジパングの刀鍛冶で。

使い物にならないモノも、とりあえず買いとって、
使えるように細工して、売りに出すらしいので。

とりあえず、
オリハルコンを、道具屋に売りに行くことに。




すると、22500Gで買いとってくれました。



お〜〜〜。
さすが、幻の素材。

結構な値段で売れるのね。



また、どこかに落ちてたら拾うとしよう。







そして、次に道具屋を訪ねた時には。



王者の剣が売られてたっ!
35000Gでっ!!




ほぉ・・・。
22500Gで売ったオリハルコンを、35000Gで買い取る・・・。


なんだか、猛烈に損した気分デス。



まぁ・・・。
あの魔王でさえ、それを壊すのに、何日も何ヶ月もかかったっていう、幻の王者の剣だからなぁ。
それを作ってもらう手間賃と思えば、しょうがないか。




いや。
っていうか・・・。



そんなもんを、
1日かそこらで作っちゃう、この道具屋って一体・・・。




はっ!
さては、お前、魔王だなっ!?

ええい魔王めっ!叩っ斬ってやるっ!!!
(勇者一行、ご乱心・・・。)

















王者の剣を手に入れたご一行さまが、
次にやってきたのは、ルビスの塔。


入ってイキナリ、電流の走る床に捕まる。


・・・ちょっと!
こういうのは、先に言っておいてよ!びびったじゃん!!
(先に言っちゃうと、罠の意味がありません。)






とりあえず。
宝を探してうろうろしていたら。

いかついオッサンに出会う。



おっさん「回転する床は、よく考えてから渡らないといけない。」



・・・ふむ。



おっさん「ただがむしゃらに進むだけでは、真の勇者とは言えないぞ!」




・・・どきっ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!






も、も、もしかして、
さっき、電流の床に捕まったこと言ってますか?


そ、そ、それとも、
未だに、ミミックと宝箱の区別が付かずに、片っ端から開けちゃうところですか?





・・・いずれにしても、真の勇者とは言えないらしい・・・。



















ま、いいか、泥棒だし(*´д`*)
(なんてアドバイスし甲斐の無い・・・。)














しかし・・・。
この塔って、あったから入って来たものの
ここで、何すればいいのかにゃ?


さ迷ってたら、
いかにも物知ってそうな、おじいちゃんに出会う。



こころ「こ〜にゃにゃちはっ!」



あのぉ、
ここって、何するところですかねぇ?
とりあえず入って来たものの、ここで何すればいいか解らなくて困ってんですよ〜。



おじいちゃん妖精の笛を、持っているのなら、この塔の5階に行きなさい。」








え〜っと、妖精の笛、妖精の笛・・・。





あ、持ってま〜す(*´д`*)
(いつのまに・・・。)




いつ何処でゲットしたのか、さ〜〜っぱり。┐(*゚∇゚*)┌テヘ♪






どうやら、こころさん。
金になりそうな貴重なアイテムは、無意識のうちに入手しているらしい・・・。






そうして
じいちゃんの遺言どおり、5階へ向かうことに。
(遺言?)





途中、まんまと回転する床とやらに捕まり、何度か塔から落下いたしましたが。

まるで、何事も無かったかのように、
おすまし顔で、5階に到着しました。



すると、5階には、
何やら高貴な雰囲気漂う像が・・・。



はっは〜ん。
これの前で、笛を吹けばいいのだね?

すると、この像の封印が解かれて、
精霊ルビス様が、復活するって寸法だね?


もうパターンは解ってるって、OKOK!







ぴろろろろろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪






・・・・・・。






・・・・・・。









・・・・・・あれ?








おかしいな、何も起きないぞ・・・。







ぴろろろろ〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪(←もう一回吹いてみる)







・・・・・・。







・・・・・・。








・・・・・・あれあれ?なんでぇ???










あ、しまった。










やまびこのと間違えて吹いてた・・・。
((素)でやっちまった。)













・・・え、えへっ(。-_-。)ゞ











勇者一行は、
気を取りなおして妖精のを吹いた!!





ぴろろろろろ〜〜〜〜〜ん♪





すると、像が光りにつつまれ!
精霊ルビスが復活!!



ルビス「私は精霊ルビス!このアレフガルドを作ったものです。」


お〜〜〜!待ってましたぁ〜〜!!ヽ(*`▽´*)ノやんややんや


ルビス「ああ、まるで夢のよう!」


・・・わぁ、変なキャラ・・・。


ルビス「よくぞ、封印を解いてくれました。」


いえいえ、どういたしました。


ルビス「お礼に、幸せになるお守りを上げましょう」


・・・それ、高値で売れますか?


ルビス「私は精霊ルビス!この世に幸せが訪れることを祈ってます!」


・・・はぁ、そりゃどうも・・・。


ルビス「どうか魔王を倒してください!」





きららら〜〜〜〜〜ん。

そして、ルビス様は消えてしまわれた・・・。




うわぁ〜。
かあっこいぃ〜〜ヽ( ̄▽ ̄*)


あ〜なんか、いいなぁ。

かっこいいなぁ、アレ・・・。
使ってみたいなぁ、アレ・・・。






私は、高齢こころっ!!
勇者窃盗団を指揮するモノですっ!!!
(それかよ・・・。)






むふっ(≧w≦)







あ!しまった!


ってか、ルビス様!
ちょちょちょっと待ったって!




あなた、アレフガルド作ったんでしょ!?

そんなスゴイ人なんでしょ〜〜!?







なんで、あなた戦わないのっ!?


あなた戦う方が、絶対早いってぇ〜!!














自分で魔王倒せよ〜〜〜〜!!





(なんて、ごもっともな意見・・・。)