その40。





♪た〜らぁら〜〜〜〜ぁ、たらりぃ〜らら、たらりぃら〜〜〜〜〜ぁ
♪た〜らぁら〜〜〜〜ぁ、たらりぃ〜らららぁ〜〜〜〜ぁ!!(転調)





ん〜〜〜〜、なんだろねぇ?コレ(★´ー`★)



なんか、こう・・・。

懐かしいっていうか・・・。
故郷に帰って来たって言うかぁ〜〜〜??





と、思っていたら!解ったぁ!!!


音楽だ、音楽っ!!


この音楽はっ!!!














・・・昔、こころの着メロでした(。-_-。)ポッ




















勇者ご一行様は、只今、アレフガルドを行脚中でございます。



闇の世界についたはいいのもの。
何から手をつければいいのか解らないので、とりあえず、大陸を歩き回っています。







アレフガルドってところは。

音楽も懐かしいなら。
モンスターも懐かしいです。




低いレベルの頃、必ず死ぬと書いて、必死で戦っていた、スライムやスライムベスなどが、群れを成して現れます。







あらあら、困ったわぁ。



我々、今レベル40ですよ??

スライムなんて、可哀相で、相手に出来ないわぁ〜。
やれやれね♪〜(´ε`;)








<勇者一行は逃げ出した!>


<・・・しかし、回りこまれてしまったっ!!>



















ダサっ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
















スライムに、回りこまれてやんの・・・ぷぷぷ。




ああ、これこれ、君達。
だからって、そんな、スライム相手に、ムキになって。



しかも、カツ・・・。
スライム相手に、快心の一撃は、やめれ・・・。



おいおい、レツ・・・。
マヒャドとか使ってやるなよ、鬼かっ!鬼賢者かっ!!
(お前がな・・・。)













さて、勇者ご一行様。
アテも無く大陸をウロつきながらも、
それなりに、収穫があったりなかったり。





まず、
家を出たきり戻らないという、親不孝モノの吟遊詩人。
ガライ君のお部屋で、銀の竪琴を見つけました。





試しに弾いてみましたが。

どうやら、この竪琴。
モンスターを寄せ付けてしまう、呪われたアイテムらしく。


弾くたびに、戦闘が始まって、とっても迷惑デス。





不必要アイテムの一つとして処理されました。





いつか、ガライ君に直接会う機会があれば、

「はぐれメタルだけ、呼び寄せられるように、改良しろやっ!けっ!役立たずっ!!」

・・・なんて暴言と共に、
この竪琴を、思いきり顔面めがけて投げつけてやりたいと思います。


















そいえば。
呪文の効かない洞窟で、勇者の盾なんてのも、見つけました。






あ・・・っ。
しまった、見つけただけで装備してないや・・・(´д` )ゞ(←(素)ボケ。)




ここで、さらに地下に通じるような、大きい大穴を発見しました。




おおうっ!!
闇の国、アレフガルドの地下に、さらに、地下がっ!?



・・・なんて希望を胸に、飛び込んでみましたが、すぐに、はじき出されてしまいました。




一応、いろんな角度から、何度も飛び込んでみましたが。
その度に、はじき出されてしまいました。






そういうしているうちに、モンスターに捕まり。
エライ目に合いました。



だって、ココ、呪文効かないんですよ〜〜。

回復出来ないし〜〜。
全滅寸前〜〜、みたいな〜〜〜?(*´д`*)うふふ











・・・・・・・・。









・・・・・・つまらん・・・・。
(え・・・っ。)















あ〜〜〜もう!
せっかく、闇の世界に来たってのに。





全然、つまら〜〜〜〜〜んヽ(`Д´)ノ
(・・・えええっ( ̄△ ̄;))









なんだかなぁ・・・。
こう、もっと・・・。




闇の世界に来たっていう、実感っていうか。
充実感っていうか・・・。


そういうのが、欲しいのよっ!!

おおう、来てよかったっ!って思えるようなっ!!

そのためには、村でしょっ!街でしょっ!城でしょっ!!



異世界の醍醐味って言えば、
やっぱり、ステキにへんてこりんな、場所でしょ!!





例えば、例えばね??





-----村人全員が、妖精の村とかね?

しかも、その妖精たち、みんな性格悪かったりするの。
勇者一行は追い出されてばっかりなの。
しょうがないから、妖精のコスプレすんの(≧w≦)
(注:こころの妄想です。)






-----スライムベホマズンばっかり住んでる街とかね?

なんせ、スライムベホマズンは大きいから、家の中は、もうぎっちりぎっちりなの♪
そんでそんで。
「狭くて家が壊れたよぉ・・・」とかって、言ってんのっ!
にこにこしながら、困った顔で(≧w≦)
(注:こころの妄想です。)






-----あと、出てくる敵は、全部はぐれメタルな森とかね?

ときには、メタルキングまで群れで現れたりして、あっと言う間にレベル99なの♪
そして、まれに仲間になってくれたりすんの!
でも、使い道ないから、ありがた迷惑なの(≧w≦)
(注:こころの妄想です。)






それから、それから・・・。(以下略)












そういうのが、欲しいのっ!!!
(どこぞで同じコト言ってましたよね、こころさん・・・。)











ああ、なのに。
このアレフガルドって言ったら、
歩いても歩いてもなんもなくて、がっかりだぜっ!!










しょうがないので、ラダトームに戻って、情報収集。
(まず最初に、それからやろうよ・・・。)










教会の2階に上がると、牢屋のような一室が。




あ、囚人がいる。



こころ「こんにちは、囚人さん♪(*´д`*)」

囚人「ややっ!!あなた様はっ!?」





・・・はて?
アレフガルドの囚人に、知り合いなど、おりませぬが・・・。




あ、解った。
さてはこの囚人、勇者一行のファンだな!?


はっは〜ん。
我々の名声も、ついに闇の世界までか〜。


嬉しいコトだ(*´д`*)




こころ「そんなあなたには、この牢屋のカギをプレゼント♪」
(やめんか!)




囚人「私ですよ!カンダタです!!!」









・・・・・・・。











・・・・・・・。















・・・・・・・っ!!!


















おおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!












カンダタやんか〜〜〜〜っ!!ヽ(*`▽´*)ノ







会いたかったよぉ〜〜〜!!ぎゅううううううううっ!!












・・・なんか間違った光景が繰り広げられる、牢屋内。












カンダタ
「いやぁ、悪いコトは出来ませんなあ。こんなところに落とされて、今は真面目にやってますよ。」






ほおほお。
やっと、更正してくれたみたいで、嬉しいよ。うんうん。




いやぁ、更正しなきゃいけないのは、
どっちかって言うと、僕達?みたいな(´д` )ゞイヤマイッタネ。







そかそか。
今は真面目にねぇ・・・。







・・・真面目に・・・真面目に・・・。














じゃあアンタ、なんで牢屋にいるのさ・・・。












絶対、なんかやらかしたに違いない・・・こいつ・・・(笑)。








まぁ、イイか!!
いざとなったら、このカギで逃がしてやれば、イイもんな!

ヽ( ´▽`)ノわっはっは!!
(おいおい)






カンダタとの思い出話に花が咲く。

・・・と言っても、ブっ飛ばした思い出しかないのでアレですが。








カンダタ「お世話になったお礼に、いいことをお教えします」




んまぁ!!

あらヤダ。

カンダタったら、そんなこと、してくれんの??



困った我々に、有力情報を??




なにかな、なにかなぁ??



さささ、早く言ってごらん(*´д`*)








カンダタ「ここのお城には、太陽の石というものがあるらしいですよ。」










・・・・・・( ̄д ̄)












・・・いや、それ、もう持ってるし。(ちゃっかり)











なんだよっ!
ワクワクでウキウキな街とか村の情報よこせよっ!けっ!役立たずっ!!










暴言と共に、カンダタの元を去る、勇者ご一行。

しかし、カンダタの手元には、牢屋のカギが残されていた。

それは、今度こそ更正して欲しいと心から願う、勇者一行の優しさ・・・。

牢屋のカギを握り締め、涙するカンダタなのであった・・・。






カンダタ「ありがてぇ〜!ありがてぇ〜!こころ兄貴ぃ〜〜〜〜〜(泣)!!」





泣かせるぜ、ちくしょ〜〜〜!!








*一体、どの辺から、大うそ話でしょうか?( ´д` )