迷子になった時は、交番へ行って、道を尋ねましょう・・・。
いやぁ〜、まいったまいった。
橋を越えたところにある、とは聞いていたが・・・。
まさか、橋を二つ越えるなんて、思いもしなかったのよ(´д` )ゞえへッ
そんなこんなで。
ようやく人攫いの洞窟、発見。
(何日、経過しただろうか・・・)
洞窟の内部は、とっても複雑。
まるで迷路です。
でも、このフロアには宝が7つもあるらしいから。
迷路のような洞窟内を、虱潰しに歩いて行きます。
すると、兵士のような人に遭遇。
・・・何やってるんだ?こんな所で・・・。
兵士らしき人。
「この洞窟で迷って、もう何年になろうか・・・。」
何年も迷ってるんかぃ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
その間、何食って生きてんだよっ!?
・・・さては、あんた魔物だな・・・!?
いやいや。
それよか、なによか。
何年も迷ったまんまだなんて。
あんた、相当な方向音痴ね!(≧w≦)ぷっ
自分なんて・・・。
迷って、洞窟に到達すらできなかったクセに・・・。
そんなコト、もうすっかり忘れている、
天才的な方向音痴が、ここに・・・。
さ・・・。
のんびり屋さんは、放って置いて。
宝と、タニアとグプタを探しに、先を急ごう。
(優先順位が・・・。)
洞窟の中、深く深く進んでいくと。
人攫いのアジトを発見しました。
突然現れた訪問者に、人攫い達が立ちはだかります。
ひとさらい。
「お前達、俺達の仲間になりたいのか!?」
勇者。
「はい(即答)」
(・・・おい。)
これは、
「仲間になりたいと言いつつ、人攫いを油断させよう大作戦」です。
・・・ちょっと、本当に仲間になってみたいなぁ・・・なんて、思ってません。
思ってないったら!!ヽ(`Д´;)ノ ギー
ひとさらい。
「今、おかしらは留守だ!出ていけ!!」
が〜〜〜〜ん( ̄□ ̄;)!!!!!!!!
(・・・作戦失敗・・・。)
仲間にしてくれないのかっ!?
(・・・そっちかっ!)
それならそうと、初めっから言わんかいっ!!!
戦闘開始!ヽ(`Д´)ノ ギー!!
(こんな勇者・・・(泣)。)
戦闘しながら、ふと気付く。
敵キャラクターの名前んところに、注目。
「カンダタこぶん。」
えっ!?
カンダタ!?
カ・ン・ダ・タ!?
きゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪(←え?)
カンダタ再登場の予感に。
胸躍らせつつ、カンダタこぶんを打ちのめした勇者ご一行。
もうちょっと宝があるはずの、アジトの奥へと足を運ぶ。
そこで、一行が見たものは!
別々の牢屋に閉じ込められた、男と女!!
グプタ
「助けてください!そこのレバーを引いて、扉を開けてください!!」
・・・グプタ、お前・・・。
案の定、捕まってたのか・・・。
(予定通り。)
レバーを引いて、牢を開けてあげると。
グプタが飛び出して来ました。
グプタ
「ああ!!タニア!タニア〜〜〜〜!!」
そして、途端に目の前で、いちゃこら始める、若い恋人達。
( ̄ー ̄;)ピキッ
ねぇねぇ、君達・・・。
「あ・り・が・と・う」は!?
まず、礼を言わんかい!
先に、ありがとうだろう、ありがとう!
ほれ、言ってみろ!
勇者がキレようが、ヒステリ起こそうが、おかまいなし。
すっかり
「二人のために世界はあるの♪」状態のグプタとタニア。
しかし。
そんな自分達の前に立ちはだかる、暗い影があろうとは・・・。
この時の二人には知る由も無い。
(・・・以下次号・・・??)
いや、続きますよ?
暗い影とは言うまでもない、カンダタです。
カンダタお帰り〜〜っ!!ヽ(*`▽´*)ノ
カンダタ
「・・・・っ!!!?」
カンダタ
「誰かと思えば、またうぬらかっ!!」
あらやだ、カンダタ。
覚えていてくれて、嬉しいわぁ〜〜〜♪(*´д`*)うふふ
どうにも、間違った反応を返しつつ。
戦闘開始。
カンダタ激弱。
・・・ごめんよカンダタ。
君の強さを、侮っているワケでは無いのだが。
ここ来るまでに、長いこと迷子になったりしたもんだから。
その間に、一杯モンスターと闘って。
かなり、レベル上がっちゃってるのよ・・・。
ってことで、今の君は、我々の敵ではない。
どちらかと言うと、弟子。
また、速攻で倒されたカンダタ。
カンダタ
「今度こそ、心を入れ替えるから、許してくれよっ(泣)!!」
こころ「はい。(即答)」
許すに決まってるだろ〜!
バカな奴だなぁ(★´ー`★)
ええ。
はっきり言って、そこのバカップルの方が、断然許せません。
グプタ「さぁ!帰ろうタニア!」
タニア「ええ!あなた!」
( ̄ー ̄;)ぴきっ
あ・な・た・・・?
既に、夫婦気取りかい!?ええ!?
ふぅ〜〜。
危ない危ない。
もし、こころが温和な性格じゃなかったら。
ここでもう一つ、別の戦闘が始まるところでした(´〜`;)
ささ、もうバハラタに帰ろうぜ。
気を取り直して。
こしょう屋の親父に、こしょうもらいに行こうじゃないか。
こうして・・・。
無事、営業を再開した、バハラタのこしょう屋。
なんと。
店頭に立っていたのは、親父さんではなく。
礼儀知らずでおなじみの、変な名前の、グプタくんでした。
グプタ「ああ!あなたたちは!!」
・・・もし、我々を忘れてたら、アルテマかましてやるところです。
(ちょっとそれ、ドラクエの呪文じゃないから。)
グプタ「こしょうですね!どうぞ!お金なんてとんでもない!!」
・・・毛頭払うつもりなんて、ございませんが・・・
グプタ「ダーマの神殿は、北の山の、奥だそうです」
・・・も、もう行っちゃいました(。-_-。)ポッ
(・・・ええ、ちょっと事情がありまして・・・。)
そういえば。
洞窟に置いてきた、方向音痴さんは、今もあの場所に・・・!?
(・・・いるよ・・・。だって、確認しに行ったもんね( ´д` ))
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